第380話 メルシーおばさんの竹取物語

文字数 840文字

「竹取物語」は、成立年代は不明ですが、950年頃には、他の書籍で引用されているので、日本最古の物語と言われています。

お話は、次の様に始まります。お爺さんが、竹林にでかけると、光り輝く竹があったので、不思議に思って、切ったところ、中には約 9 cmの可愛らしい女の子が座っていました。老夫婦は女の子を「かぐや姫」と名づけて、大切に育てました。

アンデルセンも1835年に、チューリップの花から生まれた親指(6cm)の大きさの女の子(親指姫)の物語を発表しています。

日本に生育している代表的な竹は、マダケ、モウソウチク、ハチクの3種類です。
モウソウチクは、1736年に中国から導入されたので、かぐや姫の竹は、マダケと推定されています。日本で、最近、一番多くみられる竹は、モウソウチクです。

メルシーおばさんは、かぐや姫になった気分で、洞峰公園と竹園公園にタケノコ探しにいってきました。


写真1 洞峰公園でモウソウチクの大型のタケノコを見つけたメルシーおばさん。


写真2 写真1より一寸(ちょっと)小さめのタケノコです。この竹林のタケノコはスーパーのタケノコより大きいので、別の竹林に行ってみます。


写真3 2番目のモウソチクの竹林を見つけたメルシーおばさん。


写真4 竹林に近づいたメルシーおばさん。お顔とシッポの近くに、タケノコがあります。このサイズなら食べられそうです。


写真5 ギボウシ(擬宝珠)の前のメルシーおばさん。キボウシの若葉は、ウルイ、ギンボ、タキナなどと呼ばれる山菜です。旬だけが食べられるのは、タケノコと同じです。


写真6 洞峰公園の多目的広場の前のメルシーおばさん。広場のハナミズキが綺麗でした。


写真7 竹園公園の竹林に着いたメルシーおばさん。


写真8 近づいてみると、タケノコがありました。この竹は、フシの間が広く、細い、竹取物語に出て来るマダケです。


写真9 竹取物語の時は、こんなだったかなと考えているメルシーおばさん。


写真10 竹林の近くではムクドリさんが飛んでいました。


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