第256話 メルシーおばさんの開けごま(前編)
文字数 807文字
読者の皆さんは、「開けごま」をご存じですよね。アラビアンナイトの「アリババと四十人の盗賊」に出て来る、盗賊団の宝をかくした洞窟 の扉 を開ける呪文です 。
最近、メルシーおばさんは、開けごまに夢中なんです。
え、「犬は、喋れないのではないですか」ですって。
ええ、犬は喋れません。でも、よくわかりませんが、最近はハイテク・センサーが進歩しているからだと思います。メルシーおばさんが、「開けごま」って、心の中で、念じると、あら不思議、開く扉があることに気が付いたんです。
そこで、メルシーおばさんは、扉を見つけると、近づいて、「開けごま」って、念じてみます。念じても、扉が開かないこともありますが、扉が開くこともあって、そうすると、メルシーおばさんは、すっかり、アリババになった気分で、興奮してしまいます。
今回の前編は、土浦市立考古資料館の扉をお借りしています。
なお、アリババに似たお話は、グリム童話の「ジメリの山」にも出てきます。呪文は、「ゼムジ山、ゼムジ山、開け」です。お話のタイトルが、「ジメリの山」になっているのは、主人公の兄弟が、山の名前を忘れて、「ジメリ山」と唱えたので扉が開かなかったからです。
扉が開かなかった時は、メルシーおばさんも、呪文を間違えたときかも知れませんね。
写真1 扉の前に立つメルシーおばさん。左に、「土浦市立考古資料館
」と書かれています。
写真2 メルシーおばさんが、「開けごま」と念ずると、ご覧のように、扉が開きました。すっかり、感心しているメルシーおばさん。
写真3 上の2枚の写真とは別の日です。メルシーおばさんが、「開けごま」と呪文を念じたのに、扉が開かなかったので、メルシーおばさんはふてくされています。念力(体重)が足りなかったようです。
写真4 突然、扉が開いて、びっくりして、逃げ出しているメルシーおばさん。
写真5 考古資料館の前の百合の花が素敵だったので、一緒に写真を撮りました。
最近、メルシーおばさんは、開けごまに夢中なんです。
え、「犬は、喋れないのではないですか」ですって。
ええ、犬は喋れません。でも、よくわかりませんが、最近はハイテク・センサーが進歩しているからだと思います。メルシーおばさんが、「開けごま」って、心の中で、念じると、あら不思議、開く扉があることに気が付いたんです。
そこで、メルシーおばさんは、扉を見つけると、近づいて、「開けごま」って、念じてみます。念じても、扉が開かないこともありますが、扉が開くこともあって、そうすると、メルシーおばさんは、すっかり、アリババになった気分で、興奮してしまいます。
今回の前編は、土浦市立考古資料館の扉をお借りしています。
なお、アリババに似たお話は、グリム童話の「ジメリの山」にも出てきます。呪文は、「ゼムジ山、ゼムジ山、開け」です。お話のタイトルが、「ジメリの山」になっているのは、主人公の兄弟が、山の名前を忘れて、「ジメリ山」と唱えたので扉が開かなかったからです。
扉が開かなかった時は、メルシーおばさんも、呪文を間違えたときかも知れませんね。
写真1 扉の前に立つメルシーおばさん。左に、「土浦市立考古資料館
」と書かれています。
写真2 メルシーおばさんが、「開けごま」と念ずると、ご覧のように、扉が開きました。すっかり、感心しているメルシーおばさん。
写真3 上の2枚の写真とは別の日です。メルシーおばさんが、「開けごま」と呪文を念じたのに、扉が開かなかったので、メルシーおばさんはふてくされています。念力(体重)が足りなかったようです。
写真4 突然、扉が開いて、びっくりして、逃げ出しているメルシーおばさん。
写真5 考古資料館の前の百合の花が素敵だったので、一緒に写真を撮りました。