第178話 メルシーおばさんのサングラス写真

文字数 569文字

犬が、サングラスをかけているのを初めて見たのは、軽井沢のプリンスショッピングプラザでした。
テラス席で、お昼を食べていると隣のテーブルの犬が、ミラーレンズのサングラスをかけていました。その犬は、お食事の間ずっとサングラスをかけていて、サングラスが板についていました。

そのあと、パパは、メルシーおばさんに、ペット用サングラスを買ってきました。そのサングラスで、少しだけ写真を撮ってみたところ、サイズがあわないこと、サングラスによって、メルシーおばさんの素敵な瞳が見えなくなるため、全く、可愛くない写真になることがわかりました。
こうして、サングラスの写真は、失敗写真になることがわかったので、「メルシーおばさんの日記」には、載せないつもりでした。


しかし、サングラスをかけると可愛くなくなると言うと、読者の皆さんはどんなか気になりますよね。

そこで、サングラスをかけると、どのくらいメルシーおばさんが、可愛くなくなるのかという記録を少しだけ、残しておくことにします。


写真1 オレンジレンズのサングラスは、瞳が見えるので、まだ、普通の可愛さです。


写真2 グレーレンズのサングラスは、瞳が少ししか見えないので、あまり可愛くありません。


写真3 メタルレンズのサングラスでは、瞳が全く見えないので、メルシーおばさんではなく、別の犬のような写真になりました。


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