第218話  メルシー船長さん、シロナガスクジラさんにあう

文字数 868文字

メルシーおばさんは、灯台を見ながら、ボク号を操船している船長さん気分になって、次の港に向かいました。ボク号には、マーク・トウェインさんのような優秀な水先案内人は乗っていませんが、今では、ヨットナビが代わりをしてくれます。

次の港は、道の駅 和田浦「WA・O!」です。海岸に沿って、ボク号は、風を切って進みます。30分もすると、次の港、道の駅 和田浦「WA・O!」に着きました、

道の駅 和田浦「WA・O!」では、なんとシロナガスクジラさんにあうことができました。

シロナガスクジラさんの骨格標本があったのです。WOW!

シロナガスクジラさんは、世界最大の動物です。

チワワは、世界最小の犬です。

このシロナガスクジラさんは、捕まる前は、1880年頃にノルウェー北部 フィンマルク地方沖で泳いでいました。シロナガスクジラさんの骨格は、2000年に、ノルウェーのトロムソ大学博物館から、日本のしものせき水族館に来ました。その骨格を基に、標本(レプリカ)を作っています。レプリカは、しものせき水族館「海響館」、太地町くじらの博物館と、ここ道の駅 和田浦「WA・O!」にあるそうです。

シロナガスクジラさんは、雄で、推定体長は26m、推定体重は、106トンだそうです。

メルシーおばさんの体長は40㎝で、体重は3kgです。

つまり、シロナガスクジラさんの体長は、メルシーおばさんの65倍、体重は、メルシーおばさんの3500倍です。

あれ、これを見ると、メルシーおばさんは、シロナガスクジラさんに比べると、随分スマートなんですね。ほっとしました。

シロナガスクジラさんは、海に浮かんでいたので、ふやけてしまったのかもしれません。

メルシーおばさんも、ふやけないように、毎日、しっかり、お散歩した方が良さそうですね。


写真1 シロナガスクジラさんとメルシーおばさん。シロナガスクジラさんは大きすぎて、正方形の写真には入りきらなかったので、今回は横長写真です。



写真2 メルシーおばさんのアップ写真です。シロナガスクジラさんは大きすぎて、この写真では、クジラの形がわかりません。
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