第166話 メルシーおばさんの吠える犬

文字数 955文字

お散歩公園は、広々としていて、メルシーおばさんは大好きです。

公園には、ニワトリが住んでいますが、誰かが捨てたのかもしれません。

公園の入り口には、「公園に動物を捨てないでください」という看板があります。

この間、公園の入り口で、幼稚園くらいの年の子供をつれたお父さんに出会いました。

お父さんは、メルシーおばさんの方を見ながら、何を勘違いしたのか、子供に、「看板には、『かわいい動物を捨てないで下さい』ってかいてあるよ」と説明していました。

メルシーおばさんは、「かわいい動物を捨てる人は、あまりいない」と思いますけど。


メルシーおばさんは、お散歩の途中で、犬に会うのが大好きです。

たいていは、犬を追いかけていくか、待ち伏せして吠えます。

大きな犬でも、小さな犬でも吠えます。

ところで、パパは、メルシーおばさんが吠えている写真は、「第6話 チワワは有能な番犬です」以来、掲載していないことに気づきました。

そこで、今回は、メルシーおばさんが他の犬に向かって、吠えている写真を載せます。

今まで、写真を載せなかった理由は、メルシーおばさんが、他の犬に向かって吠えるときには、他の犬に接近するので、パパが、メルシーおばさんが、噛まれないか、注意を集中して、写真を撮るのも忘れてしまったこと、メルシーおばさんが吠えている時は、大抵は、パパから見ると、後ろ向きのお顔の写っていないアングルになるためです。
今回も、お顔は余りうつりませんでした。

メルシーおばさんは、優秀な番犬ですから、他の犬にあうと、懸命に吠えます。でも、残念なことに、メルシーおばさんは、体が小さいため、声も小さいのです。

メルシーおばさんは、一所懸命吠えるのですが、「吠えかたが可愛い」という人がいたり、「あら、怖いの。大丈夫よ」と声をかけて、手のひらをだして下さる方もいます。

でも、メルシーおばさんは、隙を見せないように、頑張って吠え続けます。


写真1 柴犬に向かって吠えているメルシーおばさん。


写真2 ヨークシャーテリアに向かって吠えているメルシーおばさん。
メルシーおばさんより小さい犬でした。


写真3 トイプードルに向かって吠えているメルシーおばさん。


写真4コーギーに向かって吠えているメルシーおばさん。


写真5 おおきなプードルに向かって吠えているメルシーおばさん。

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