第551話 メルシーおばさんのバルーンドッグ(後編)

文字数 1,479文字

今回は、メルシーおばさんが、熱気球に乗ったお話です。

古河公方公園では、古河桃まつり(3/16-3/31)の間だけ、古河バルーンクラブが、熱気球の試乗会を開催しています。

古河バルーンクラブは、いつもは、古河公方公園から5㎞離れた、利根川の対岸にある渡良瀬遊水池で、熱気球を飛ばしています。熱気球の進行方向は風任せですが、渡良瀬遊水地は、8,588ha(古河公方公園の383倍)もあるので、熱気球は、渡良瀬遊水池からはみ出る前に着陸できます。

一方、古河公方公園から熱気球を風任せに飛ばすことはできません。このため、古河桃まつりの熱気球の試乗会では、熱気球が公園からはみ出さないように、熱気球をロープで地上に繋いだ状態で飛ばしています。飛行する高さは、あまり高くなく、飛行時間は4分になっています。

メルシーおばさんは、優秀な番犬ですので、知らない人がいて、危険を察知すると吠え続けます。パパとママは、「4分なら、吠え続けてもなんとかなるだろう。試乗会は初飛行には向いている」と判断したようです。

熱気球は大きく、球皮、バーナー、バスケットに分けられます。球皮の下部は開いています。球皮の天頂部には、開閉可能な「パラシュートパネル」があります。熱気球は、下からバーナーを焚いて空気を熱して上昇し、天頂部の「パラシュートパネル」を下げて熱を逃がして降下します。


写真1 熱気球が見えてきました。


写真2 ママに抱っこして熱気球に乗船したメルシーおばさん。


写真3 バーナーが燃えて、熱気球が上昇し始めました。


写真4 だんだん高度があがってきます。


写真5 地上を見ているメルシーおばさん。


写真6 広場が見えます。人が小さく見えます。


写真7 更に、上昇して最高点に達しました。


写真8 日光連山が見えます。


写真9 筑波山が見えます。


写真10 バスケットから見上げたバルーンです。右にバーナーが、中央に「パラシュートパネル」が見えます。これから、「パラシュートパネル」を下げて降下します。


写真11 熱気球が降下し始めました。


写真12 風が吹いてきました。


写真13 バスケットが傾いて、ママは、左の柱に持ち替えました。


写真14 ちょっと揺れます。


写真15 地上に着きました。誘導のおじさんたちが、バスケットに手をかけています。


写真16 また、風が吹いてきました。おじさんたちは、必死になって、熱気球が飛びあがらないようにバスケットをおさえています。


写真17 バスケットが大きく傾いてきました。


写真18 風が去って、バスケットがまっすぐに戻りました。


写真19 無事に地上に生還したメルシーおばさん。



写真20 次のお客さんが乗ったので、下船するメルシーおばさん。バスケットが軽くなると熱気球が上昇するので、次のお客さんが乗ってから下船します。



写真21 バスケットの扉が閉じられて、次のお客さんが離陸する準備ができたようです。


写真22 降下時に風が吹いて、ちょっとスリルがありましたが、バルーンドッグは楽しかったです。メルシーおばさんは、吠えるのを忘れてしまいました。


写真23 熱気球の説明です。これは、離陸直前の熱気球です。


写真24 すこし、上昇した熱気球です。



写真25 かなり上昇した熱気球です。地上と熱気球をつなぐロープのたるみが小さくなっています。


写真26 最高点に達した熱気球です。ロープは、ピンと張っています。


写真27 義経と静御前の記念撮影用のパネルがありました。


写真28 静御前のメルシーおばさん。


写真29 義経のメルシーおばさん。


写真30 いただいた熱気球搭乗証明書です。
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