第314話 メルシーおばさんと蔦の小径

文字数 580文字

蔦(つた)は、レンガの建物が似合う植物です。

アメリカの有名私立大学は、アイビー・リーグ( Ivy League)と呼ばれますが、レンガの建物に蔦がからまって、歴史を感じさせる建物のある大学が多いので、ついた名前です。

メルシーおばさんの住んでいるつくば市は、科学の街とも、研究学園都市とも
いわれ、研究者が多く住んでいます。

つくば市にもアイビー・リーグのように蔦のからまったレンガの建物があっても良さそうに思えますが、そのような建物はありません。

そもそも、つくば市では蔦を見かけません。

最近、「第52話 メルシーおばさんの縄文美人」で紹介したお隣の土浦市にある縄文遺跡の公園をお散歩していたところ、駐車場の近くの長さ20m程の小径に蔦が生えていました。

紅葉のシーズンで、蔦は綺麗に紅葉していました。

アイビー・リーグでは、アイビールックというファッションが流行っています。

最近は、犬用のアイビールックもあるようです。

メルシーおばさんは、アイビールックは、着用していませんが、蔦の小径をお散歩すると、大学生になったみたいで、いつもより一寸(ちょっと)だけお利巧になった気がしました。



写真1 蔦の小径を颯爽と歩くメルシーおばさん。



写真2 蔦の小径で立ち止まったメルシーおばさん。


写真3 向きを変えて反対側に進むメルシーおばさん。


写真4 日が傾いて、夕方になってきました。
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