第266話 メルシーおばさん、ダイアナガーデンエンジェル美術館に行く

文字数 952文字

前回のお話は、メルシーおばさんが、ダイアナガーデンエンジェル美術館に着いたところで終わっています。

そこで、今回は引き続き、ダイアナガーデンエンジェル美術館に行った時のお話をしますね。

ダイアナガーデンエンジェル美術館は、英国風のガーデンとエンジェル関係の資料を集めた美術館から出来ています。犬が入れる美術館は、ほとんどありませんが、エンジェル美術館は、犬も抱っこしてもらえれば、美術館に入ることができます。ということで、美術館に期待して行きました。

ダイアナガーデンエンジェル美術館につくと、駐車場には、造園屋さんのトラックが停まっていました。庭にいく脇ゲートが空いていて、どうやら、庭の手入れをしているようです。


正面のゲートを通って美術館の玄関を入ってみるとそこには、誰もいません。玄関からは、エンジェルグッズが満載のお部屋の様子が少し見えます。入り口のベルを鳴らして待っていると、美術館の持ち主らしい女性が戻ってきました。服装からみると、どうやら庭の手入れの最中だったようです。

女性が口を開きました。

「今日はお休みなんです。火曜日、水曜日、木曜日はお休みなんです」

WEBを見るとダイアナガーデンエンジェル美術館は週に2日お休みがあると書かれていましたが、お休みが1日増えたようです。お休みだったので、女性は庭の手入れをしていたのでした。

そこで、パパが返事をしました。

「わかりました。庭を少しだけ見せてください」

というわけで、今回は、ダイアナガーデンエンジェル美術館のお庭を少しだけ見て退散しました。バラがきれいなので、バラのシーズンにもう一度来られるといいなと思いました。

「首輪紛失事件」といいトラブルの起こる日には、予想外のことが続いて起こりますから、無理をしないことですね。


写真1 ダイアナガーデンエンジェル美術館です。


写真2 ダイアナガーデンエンジェル美術館の正面入り口です。


写真3 ダイアナガーデンエンジェル美術館の前のメルシーおばさん。


写真4 ベルサイユのバラの前のメルシーおばさん。名前は素敵ですが、お花は終わっていました。漫画「ベルサイユのばら」には、首飾り事件が出てきます。「首輪紛失事件」と同じ日に、ベルサイユのバラに出会うなんて、因縁があるのかな。


写真5 パーゴラのメルシーおばさん。
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