第431話 メルシーおばさん、帆引き船を見る

文字数 1,071文字

帆引き船(ほびきせん)を使った帆引き網漁は、かすみがうら市に生まれた折本良平氏が1877年に発明した漁法です。帆引き船は、高さ9メートル、幅16メートルの巨大な帆を張り、風の力で船を横に流して網を曳き、ワカサギなどを捕ります。帆引き網漁は、それまで、20人以上の人手必要とした従来の漁法をたった一人で代替できる画期的な漁法でした。1965年頃からトロール船に交替して、帆引き船はなくなります。1971年に、文化的遺産として、観光帆引き船が復活しています。

2018年3月に「霞ケ浦の帆引網漁の技術」は国選択無形民俗文化財に選定されています。

メルシーおばさんは、帆引き船にのってみたかったのですが、観光客が乗船できる帆引き船はありません。帆引き船は、随伴する観光遊覧船から見学するようになっています。

現在、観光用の帆引き船は、かすみがうら市、土浦市、行方市が所有しています。この3市は、個別に、観光帆引き船と観光遊覧船を営業しています。

今回は、土浦市の帆引き船を見る観光遊覧船にのってみました。土浦市は「七福神丸」と「水郷丸Ⅱ」の二艘の観光帆引き船を所有しており、二艘の帆引き船を見ることができます。なお、犬の乗船はケージか抱っこになります。今回は、メルシーおばさんは、ずっと、ママの膝の上に乗っていました。


写真1 かすみがうら市にある「帆引き船発祥の地」の記念碑の前のメルシーおばさん。


写真2 観光遊覧船が出航しました。


写真3 土浦港が、小さくなっていきます。


写真4 筑波山が見えてきました。


写真5 筑波山の雲は少なく、良い天気です。


写真6 筑波山が小さくなっていきます。


写真7 帆引き船が見えてきました。


写真8 もう一艘はどこにあるのかな。


写真9 二艘の帆引き船が揃いました。


写真10 二艘の帆引き船とスリーショットのメルシーおばさん。


写真11 風が強いので、帆は、上まで張れていませんね。


写真12 筑波山と帆引き船のツーショットです。これから土浦港に戻ります。


写真13 霞ヶ浦総合公園の風車が見えます。


写真14 7月の霞ヶ浦総合公園は、蓮の花が綺麗です。(霞ヶ浦総合公園で撮影)


写真15 麦わら帽子をかぶって、船から降りる準備をしたメルシーおばさん。


写真16 おまけ。このあと、パパは、小美玉市の霞ヶ浦湖岸にいって、ダイヤモンド筑波の写真にチャレンジしました。最後に、雲が出て、ダイヤモンド(夕陽)の写真は撮れませんでした。メルシーおばさんには、筑波山の上の雲はハンバーガーに見えます。


写真17 おまけ。小美玉市から見た筑波山の夕焼けです。
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