第510話 メルシーおばさんのお正月探し

文字数 672文字

「第502話 メルシーおばさん、街でクリスマスを探す」では、メルシーおばさんは、街にクリスマスのデコレーションを探しにいきました。

お正月に、玄関先に門松を飾っておく期間は、松の内と呼ばれ、その間は、クリスマスと同じように、お正月飾りが飾ってあります。

松の内は本来は、小正月(1月15日)までで、鏡開きは、松の内の後の20日でした。

江戸では、徳川第三将軍の家光公が4月20日に亡くなり、命日の20日をさけて、鏡開きが1月11日に変更されました。

これに合わせ、鏡開き前に松の内を完了させる必要が生じ、 1667年に徳川幕府は1月7日を飾り納めにする通達を出しました。

この通達は、関東でしか通じませんでしたので、関東の松の内は、1月7日まで、関西の松の内は、従来通り1月15日までになっています。

メルシーおばさんの住んでいる関東では、1月7日までは、お正月飾りがあるはずなので、お正月飾りを探しにいきました。最近は、お正月は、クリスマス程は、人気がないためか、お正月飾りはあまりありませんでした。




写真1 お正月飾りを探しにきたメルシーおばさん。


写真2 HAPPY NEW YEARと書かれています。近寄ってみます。


写真3 ウサギさんの前のメルシーおばさん。2024年は、辰(龍)年のはずですが。


写真4 お正月飾りを探しているメルシーおばさん。


写真5 お正月飾りは、まったく見つかりません。


写真6 稲妻模様の歩道を見つけました。これをお正月飾りのかわりにしましょう。


写真7 メルシーおばさんが、稲妻模様の歩道に近づいたら、嵐のような風が吹いてきました。
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