第459話 メルシーおばさん、弘経寺で彼岸花を見る(前編)

文字数 1,076文字

弘経寺(ぐぎょうじ)は、常総市にあるお寺で、お花が綺麗です。

「第307話 メルシーおばさん、千姫のお墓参りに行く」では、弘経寺の紅葉を、「第374話 メルシーおばさんのつくば周辺の桜巡り」では、弘経寺の桜を、紹介しています。

今回は、彼岸の頃に開花する弘経寺の彼岸花(ヒガンバナ、曼殊沙華、Lycoris radiata)を紹介します。

弘経寺の境内には、彼岸花が植えられています。休日の朝に、弘経寺を訪問すると、カメラマンが大勢いました。カメラマンは、山門近くの彼岸花の周辺に集中していて、境内の奥にある彼岸花を撮影している人はいませんでした。

メルシーおばさんが、境内を一周してみると、彼岸花は境内のあちらこちらにありました。弘経寺は、茨城県南部の随一の彼岸花の名所だと思いました。

さて、メルシーおばさんが、境内を一周した写真は、次回にして、今回は、山門近くの彼岸花と、変わった色の彼岸花の花を紹介します。

赤い彼岸花は、三倍体のため種が出来ず、品種改良ができません。

彼岸花を増やすには、株分けをします。

変種の小彼岸花(Lycoris radiata var. pumila)は二倍体で種ができ、他の種と交配して、園芸品種(雑種)が作られています。

小彼岸花も赤い花をつけ、見た目では、彼岸花と区別できません。

小彼岸花の園芸品種には、ピンク、黄色など色とりどりの花があります。

白い花の彼岸花であるシロバナマンジュシャゲ(Lycoris ×albiflora Koidz)も、彼岸花ではなく、小彼岸花の雑種のひとつです。

色の付いた彼岸花は、彼岸花ではなく、小彼岸花の雑種であるのは、ちょっと、残念な気もしますが、彼岸花には、赤い花しかないと思っていたメルシーおばさんは、カラフルな小彼岸花を見て、びっくりしました。


写真1 弘経寺に、着いたメルシーおばさん。正面は本堂で、右手に手水(ちょうず)が見えます。


写真2 手水の前のメルシーおばさん。水盤には、彼岸花が浮いています。


写真3 クローズアップの写真です。


写真4 彼岸花です。


写真5 クローズアップの写真です。


写真6 彼岸花の前で、抱っこで記念撮影するメルシーおばさん。


写真7 クローズアップの写真です。


写真8 さらに、クローズアップの写真です。


写真9 白い小彼岸花の前のメルシーおばさん。


写真10 ピンクの小彼岸花の前のメルシーおばさん。


写真11 クローズアップの写真です。


写真12 黄色い小彼岸花の前のメルシーおばさん。


写真13 お地蔵さんの前のメルシーおばさん。これから、境内一周のお散歩に出かけます。
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