第161話  メルシーおばさんと落ち葉の海

文字数 453文字

冬のお散歩は、お花が咲いていないので、つまらないです。

お散歩の途中で、他の犬に出会ったり、猫や、鳥に出会ったりすれば、メルシーおばさんは、興奮して、走り出します。

でも、そうしたことがないと、お散歩は退屈です。

最近、メルシーおばさんは、面白いものを見つけました。

公園にある落ち葉の海です。

メルシーおばさんの家の近くの大きな銀杏の木のあるお寺では、枯葉が一つもないように、毎日、お掃除をして、お清めをしていますので、落ち葉はありません。

しかし、お散歩する公園は、時々お掃除するだけなので、風が吹くと、落ち葉が、公園の片隅にたまって、落ち葉の海ができます。

メルシーおばさんは、落ち葉の海で遊ぶと、面白いことに気づきました。




写真1 落ち葉の海の前で、お座りしているメルシーおばさん。
向こうから来る犬を見ています。


写真2 落ち葉の海に入り込んだメルシーおばさん。


写真3 落ち葉の海を泳いでいるメルシーおばさん。


写真4 落ち葉の感触を確かめているメルシーおばさん。


写真5 落ち葉の海に足をとられているメルシーおばさん。
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