第526話 メルシーおばさん、鳳台院で達磨様に会う

文字数 759文字

笠間市にある鳳台院(ほうだいいん)は、禅宗曹洞宗の寺院です。鳳台院には、日本一、世界最大級の高さ10mの青銅製の達磨大師座像があると聞いたので、メルシーおばさんは、達磨様に会いに行ってきました。

鳳台院の境内には、本堂、客殿、山門(笠間市指定文化財)、達磨大師座像、お仏舎利奉安の五重の塔、新坂東33番札所の観音堂があります。

鳳台院は、5月上旬に花が咲くシャクナゲ の名所ですが、今回は、真冬でお花はありませんでした。

日本一のダルマさんと聞いて、メルシーおばさんは、ジャンボサイズのダルマ飾り(七転び八起きだるま)を想像してしまいました。

達磨大師は、日本に禅宗が伝わった鎌倉時代から、日本で知られるようになりました。江戸時代に起き上がり小法師のダルマ飾りができました。

ダルマ飾りには「飾り用」と「願掛け用」があります。「飾り用」には目が描かれていますが、「願掛け用」には目が書かれていません。使用法は、願掛けをして左目に目を描き入れ、願いが叶ったら、右目を描き入れて「開眼」します。

日本で大人気のダルマ飾りですが、これは、中国には、無いようです。



写真1 1736年に建てられた総欅(ケヤキ)材の山門です。右に本堂が見えます。


写真2 本堂の前に来ました。大きな石に達磨大師の顔を掘った達磨石があります。


写真3 達磨石の前のメルシーおばさん。


写真4 本堂の奥には、像高10mの青銅製の釈迦如来像が見えます。これから、坂道を登ります。


写真5 坂道を登った先には、像高10mの日本一の達磨大師座像が見えます。


写真6 達磨大師座像の前のメルシーおばさん。メルシーおばさんが小さく見えます。


写真7 更に進むと新坂東33番札所の観音堂と五重の塔が見えてきました。


写真8 五重の塔の前のメルシーおばさん。


写真9 クローズアップ写真です。
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