第350話 椎尾山薬王院のひなまつり(前編)

文字数 564文字

筑波山梅林の四阿の隣の林道を進んでいくと、椎尾山薬王院(しいおさんやくおういん)に出ます。

782年に建立されたと言われるお寺で、標高200mの椎尾山中の境内には、「椎尾山薬王院の樹叢(じゅそう)」と呼ばれる300年~500年のスダジイの群生があります。12月頃は、紅葉の名所にもなります。

薬王院には、本堂(瑠璃殿、1680年)、楼門(仁王門、1688年)、三重塔(1704年)の古建築があります。本堂と楼門の大工棟梁は初代桜井瀬兵衛、三重塔は、二代桜井瀬兵衛(桜井瀬左衛門安信)です。二代桜井瀬兵衛は、成田山新勝寺の三重塔(高さ25m)で有名です。

薬王院の三重塔も高さ25mあり、新勝寺の塔と同じ高さがあります。

弁天池の周辺では、ひな祭りが行なわれていましたが、それは、次回にして、今回は、古建築とスダジイを紹介します。





写真1 駐車場から、お散歩してきたメルシーおばさん。


写真2 大きなスダジイが見えてきました。


写真3 楼門です。交通安全の大きな雪駄(せった)が見えます。


写真4 大きな雪駄の前で記念撮影しているメルシーおばさん。


写真5 楼門を通ると参道があります。奥に本堂が見えます。


写真6 参道を登ったところです。手前から、弁天池の橋、本堂、三重塔です。


写真7 三重塔です。


写真8 三重塔の前で記念撮影するメルシーおばさん。
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