第393話 メルシーおばさん、坂野ガーデンに行く

文字数 1,317文字

坂野家は茨城県常総市大生郷町に戦国時代に当地に土着しました。坂野家は、1725年から行われた飯沼新田開発では「頭取」として陣頭指揮をとり、豪農になりました。

二宮金次郎(尊徳)は、天保年間(1830から1844年)に、坂野家住宅に派遣されて農業の仕法を住民に教育しています。

広大な1haの敷地に建てられた主屋(1704 年頃建築)と表門は1968年に、国指定重要文化財になっています。

1892年に、東京精行社が出版した大日本博覧図には、坂野家住宅の銅版画が載っています。

常総市/デジタルミュージアム
大日本博覧図 95 岡田郡管原村大字大生郷 坂埜伊左衛門
https://adeac.jp/joso-city/viewer/mp030010-600040/hk_4ibaraki/?p=21

坂野家は、1998に建物と屋敷地を、常総市に寄付して、隣に引っ越します。坂野家住宅は、屋敷構えや庭園などを1892年頃の銅版画に近い姿に整備・復元して、「水海道風土博物館」として、2001年4月より一般公開されています。

新居を構えた坂野家は、父母の夫婦と娘夫婦の2世代の家族で、2000年頃から、里山を切り開いた土地約3000㎡の庭敷地にバラやアジサイ、季節の草花・山野草・野花などを植え始めます。庭園は、1000株500品種のオールドローズ・モダンローズを持つバラ庭園となり、100株のアジサイを持つ紫陽花山となっています。

庭園は、「The Natural Gardens of Sakano ― 坂野ガーデン ―」と名付けられ、一般に公開されています。

犬は「水海道風土博物館」には入れませんが、「坂野ガーデン」には、キャリーバックの使用、もしくはだっこであれば見学できます。そこで、メルシーおばさんは、坂野ガーデンに行ってみました。

坂野ガーデンの大奥様は、メルシーおばさんを見ると、坂野家のチワワを思い出すそうです。坂野家のチワワは、2022年に17歳で亡くなったそうです。坂野家のチワワはドッグフードを食べられなくなってしまい、最期の食事は、大好きな鳥の唐揚げと焼きそばだったそうです。ガーデンニングが好きな人は、犬も好きなのかもしれませんね。

なお、今回は、ずっと抱っこだったので、メルシーおばさんは楽ちんでしたが、運動不足になりました。そこで、坂野家住宅の前にあるお庭で、軽く運動をしました。


写真1 坂野ガーデンの入り口に到着しました。


写真2 里山の上にあるご自宅の脇を通ると、「Welcome」の看板がありました。


写真3 里山を降りた風景です。


写真4 ヤギさんが、草を食べていました。


写真5 綺麗なショウブがありました。


写真6 バラとメルシーおばさん。


写真7 バラとメルシーおばさん。


写真8 バラとメルシーおばさん。


写真9 バラとメルシーおばさん。


写真10 バラとメルシーおばさん。


写真11 バラとメルシーおばさん。


写真12 坂野家住宅の表門の前メルシーおばさん。


写真13 表門の向こうに坂野家住宅が見えます。


写真14 坂野家住宅の前のお庭で遊んでいるメルシーおばさん。


写真15 坂野家住宅の前のお庭には、アヤメのある池がありました。
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