第249話 苗名滝のメルシーおばさん

文字数 872文字

苗名滝(なえなたき)は、日本の滝百選にも選ばれた新潟の妙高高原と長野の黒姫高原の県境を流れる関川にかかる落差55mの滝です。滝の落水の轟音が地震のようなので別名「地震滝」と呼ばれています。

苗名滝は信濃町の黒姫高原のはずれにあるので、行ってみました。駐車場は、新潟県にあり、駐車場近くの1番目の吊り橋を渡って、長野県側の遊歩道を15分位歩くと苗名滝の直下の2番目の吊り橋に出ます。吊り橋から、苗名滝が良く見えます。2番目の吊り橋を渡って新潟県側に行くとゴールの休憩所があります。

実は、休憩所の先に、二の滝、三の滝、四の滝に行く遊歩道がありますが、現在は、通行止めです。つまり、見えている苗名滝は、全体の四分の一です。ビッグですね。

苗名滝にいく中部北陸自然遊歩道は、2番目の吊り橋の手前から黒姫山の斜面を通って、新潟県の西野発電所に達し、新潟県内の自然遊歩道につながっていきます。苗名滝は遊歩道の終点ではありません。しかし、この苗名滝・西野発電所ルートは、遊歩道ガイドにはのっていません。このルートは、WEBの遊歩道マップにのっていますが、トレッキングのGPSデータを転用しているようで、遊歩道が2つ、3つに分かれています。つまり、苗名滝の上流は通る人の少ない秘境です。雪男さんが住んでいても不思議ではないですね。

駐車場から苗名滝までは、徒歩15分ですが、急な階段が多いので、メルシーおばさんは、ママの抱っこ紐に乗って行きました。という訳で、今回は、楽ちんでした。その分、ママは疲れたようですが。


写真1 遊歩道を歩いて行くと、苗名滝が見えてきました。すごい迫力です。メルシーおばさんも、吊り橋を目指します。


写真2 苗名滝と吊り橋の上のメルシーおばさん。苗名滝が、メルシーおばさんより小さく見えて迫力がないですって?


写真3 吊り橋からみた苗名滝です。柱状節理と呼ばれる角柱のある玄武岩壁が見えます。


写真4 ゴールの休憩所の前のメルシーおばさん。苗名滝は、メルシーおばさんより小さくはないでしょう。抱っこ紐は楽ちんなので、メルシーおばさんはご機嫌です。


ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み