第498話 メルシーおばさん、五所駒瀧神社で石の妖精さんに出会う(前編)

文字数 1,501文字

桜川市にある五所駒瀧神社(ごしょこまがたきじんじゃ)は、1014年に創建されたと伝えられています。境内に現存する最古の建築は、1704年に、古城村の増渕清兵衛が、再建した本殿です。1676年製の手水鉢や1705年製の石灯籠もあります。

7月23日から26日には、五所駒瀧神社の祭礼で、400年の歴史を持つ「真壁祇園祭(六月十五日御祭礼、駒瀧神社六月祭典)」が、行なわれます。

「真壁祇園祭」は、1986年に「五所駒瀧神社の祭事」として記録作成等の措置を講ずべき、国の無形民俗文化財に指定されています。

8月31日には、五所駒瀧神社の氏子たちが、権現山にある富士浅間神社に神火を奉献し、五穀豊穣を祈願する「かったて祭り」が、行なわれます。

紅葉の名所なので、メルシーおばさんは、五所駒瀧神社に行ってきました。残念ながら、境内は犬は立入禁止でしたので、メルシーおばさんは、抱っこで、少しだけ、紅葉を鑑賞しました。

五所駒瀧神社の周辺には、アヒル農法のためのアヒルさんが住んでいます。

五所駒瀧神社ではアヒル農法の神殿米(古代米)をおすそわけ(無人販売)しています。

アヒルさんは、境内に入ることもあります。

桜川市(旧真壁町)は、日本銀行本店、旧赤坂離宮の迎賓館、皇居の縁石などにも使われた真壁石の産地として知られています。

2005年6月、真壁石の石材職人と筑波大の産学連携プロジェクト「石匠(いしく)の見世蔵」の中で、筑波大学院生だった野見山磨紀子さん(28)が石の妖精をイメージしてデザインし、職人の相田正志さん(48)が製作して、茨城県桜川市真壁地区のマスコットキャラクターの石の妖精「いしおさん」が生まれました。

「いしおさん」は、2010年に、ビッグローブサーチが行った「全国ご当地ゆるキャラ日本一コンテスト」で、登録50キャラの第1位に輝きました。これまでに約70体の「いしおさん」が造られました。「いしおさん」の着ぐるみや、オリジナルまんじゅうもあります。

「いしおさん」を始め、石の妖精さんが五所駒瀧神社の境内のあちこちにいます。

石の妖精さんが住んでいる神社は、日本では、ここだけだと思います。

今回は、紅葉を、次回は、石の妖精さんを紹介します。

おまけに、桜川市にある、月山寺と薬王寺(紅葉寺)の紅葉も載せておきます。



写真1 五所駒瀧神社に近づいてきました。五所駒瀧神社は筑波山と加波山の間にあります。


写真2 一の鳥居が見えてきました。


写真3 一の鳥居の内側には、サイクルラックもありました。


写真4 一の鳥居付近の紅葉です。


写真5 一の鳥居付近の紅葉です。


写真6 紅葉の下には、花小鉢の置物がありました。


写真7 おすそわけ(無人販売)所です。


写真8 二の鳥居を過ぎて、振り返って見た風景です。


写真9 1676年製の手水鉢のある手水です。


写真10 拝殿です。


写真11 拝殿の前のメルシーおばさん。


写真12 1704年再建の本殿です。


写真13 本殿の前のメルシーおばさん。


写真14 本殿の手すりに、誰かが落ち栗を載せていました。


写真15 紅葉です。


写真16 紅葉です。


写真17 紅葉です。


写真18 紅葉を見ているメルシーおばさん。


写真19 紅葉を見ているメルシーおばさん。


写真20 紅葉を見ているメルシーおばさん。


写真21 紅葉を見ているメルシーおばさん。


写真22 紅葉です。


写真23 紅葉です。


写真24 紅葉です。


写真25 紅葉を見ているメルシーおばさん。


写真26 紅葉です。


写真27 紅葉です。


写真28 おまけ。月山寺の紅葉です。


写真29 おまけ。薬王寺の紅葉です。


写真30 おまけ。薬王寺の池に映った紅葉です。






ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み