第215話 南房総のホテルのレストランでお食事

文字数 1,461文字

犬は、公共交通に乗ることができますが、ケージに入らなくてはならない規則になっています。

ロープウェイのように乗車時間が10分くらいであれば、ケージの中もさほど居心地が悪くはありません。

しかし、長時間になると、ケージの中は窮屈で、居心地が良くありません。

メルシーおばさんは、今まで2度、新幹線に乗車しています。その時は、乗車中は、ずっとケージに入っていなければなりませんでした。これは、かなりのストレスになりました。

2022年5月21日の東京発軽井沢行の新幹線で、ペット専用の新幹線車両が試験運行されました。専用車両では、犬は、ケージに入らなくてもよいそうです。

流石(さすが)、軽井沢は進んでいますね。

早く、試験運行から、常時運行に切り替えて欲しいです。

今のところ、犬がケージに入らないで、乗車できる列車はありませんので、メルシーおばさんが、遠出する時は、自動車にのっていきます。

自動車を使えば、メルシーおばさんの移動手段の問題は解決しますが、移動距離が長いと、次に、犬が泊まれるホテルを探す必要があります。

メルシーおばさんの住んでいる茨城県には、犬が泊まれるホテルは、少ししかありません。特に、パパ、ママとメルシーおばさんが一緒にお食事できるホテルはとても少ないです。

パパとママが調べたところ、隣の千葉県の南房総市の千倉町に、犬と人間が一緒にお食事でき、同じお部屋に泊まることができるホテルがあることがわかりました。

そこで、久しぶりに、お泊りで、お出かけすることになりました。

「第123話 メルシーおばさん、わんわんホテルに泊まる」で紹介した日本で最初の犬が泊まれるホテルでは、お食事はお部屋でとるか、レストランでとるかを選べました。あの時は、周りに犬が沢山いると、メルシーおばさんが、落ち着いてお食事できないだろうということで、お部屋でお食事を頂きました。実際、メルシーおばさんたちが泊まった日には、21頭の犬が泊まっていましたので、お部屋で、お食事を頂いて正解だったと思います。

今回のホテルは、お食事は、レストランに決まっていましたので、メルシーおばさんもレストランでお食事を頂きました。レストランには、他の犬はいなかったので、メルシーおばさんは、ゆったりとお食事できました。

今まで犬も食事が出来るレストランでは、メルシーおばさんはテラス席に座っていました。

今回のホテルのレストランにはテラス席はなく、メルシーおばさんは、初めて、室内の座席で、お食事を頂きました。

お食事は美味しかったかですって?

ええ、美味しかったですよ。

でも、一日中、旅行した後で、夕食の時には、メルシーおばさんも、ちょっと、疲れ気味でした。

ホテルが海の近くだったので、お食事のあと、海辺をお散歩しました。お散歩の話は、次回にしましょう。

お散歩のあと、一晩、ぐっすりお休みしました。

こうして、疲れがとれたので、次の日の朝食は元気に頂くことができました。


写真1 ホテルの部屋で、リラックスしているメルシーおばさん。


写真2 夕食をレストランで食べているメルシーおばさん。ちょっと疲れ気味です。お座布団代わりの新聞紙に「ストレス」って書いてありますが、慣れない長旅で、ちょっとストレスがたまったのかもしれません。豚肉のおすそ分けが美味しかったです。


写真3 ベッドの間のハウスでお休みの準備ができたメルシーおばさん。ハウスは、お家からもってきたいつも使っているものです。お休みなさい。


写真4 すっかり元気になって、朝食をレストランで食べているメルシーおばさん。


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