第216話 メルシー船長さん、海の散歩道でアートを学ぶ

文字数 1,002文字

ホテルで夕食を頂いたあと、ホテルの近くの海岸をお散歩することになりました。

お散歩の目的地は、ちくら潮風王国という名前の道の駅です。

メルシーおばさんは疲れ気味だったので、行きは、ママの抱っこ紐にお世話になることになりました。

メルシーおばさんは、帰り路だけ、自分の足で歩く計画です。

なお、抱っこ紐の写真は、「 第31話 犬も歩けば山寺に登る」を見てくださいね。

道の駅ちくら潮風王国につくと、既に閉店時間を過ぎていましたが、屋外展示の船を見ることができました。

船をこんなに近くで見るのは初めてです。船を見ながら、メルシーおばさんは、船長さんになった気分になりました。

それから、メルシーおばさんは、今度は、自分の足で海岸の堤防沿いを歩いて、ホテルに帰りました。

途中の海岸堤防は、アートになっていました。歩いた500m弱の堤防には、「ちくらアートな海の散歩道II」という名前が付いていて、20人のアーティストと子供たちが48区間の堤防に絵をかいています。今回歩いたところ以外にも、ちくらアートな海の散歩道I「クジラエリア」とちくらアートな海の散歩道III「大川エリア」という名前のついた堤防アートが、それぞれ500m弱あるようです。ビッグですね。

美術館は、通常は、犬は入場お断りになっています。なので、メルシーおばさんは、今まで、アートを近くで見る機会がありませんでした。アートって、近くで見るとすごいですね。

メルシーおばさんは、全国のアート好きの犬に言いたいです。「全国のアート好きの犬の皆さん。アートを学びたければ、ちくらアートな海の散歩道にいきましょう」




写真1 船を間近に見て、メルシーおばさんは、船長さん気分です。



写真2 「ちくらアートな海の散歩道II」の最初のアートです。


写真3 「ちくらアートな海の散歩道」の発起人の南房総市在住の画家の山口マオさんのマオ猫の絵です。タイトルも、「ちくらアートな海の散歩道」です。マオ猫は人間のような目鼻を持つ二足歩行の猫のキャラクターです。



写真4 塙雅夫さんが描いた千倉町出身のハリウッドスター・早川雪洲の肖像画です。早川雪洲は、サイレント映画時代の1910〜1920年、ハリウッドで最も女性に人気のあったスターのひとりです。イカシてますね。


写真5 アマビエです。アマビエとは、1846年5月に現在の熊本県にあたる肥後国海上に出現したとされる日本の疫病封じの妖怪です。

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