第212話  メルシーおばさんのストレス発散法

文字数 685文字

メルシーおばさんは、美味しいものを食べることとお散歩が大好きです。
お散歩して、適度に疲れると、その日は、ぐっすり寝られます。

雨が降るとお散歩は中止になり、お家の中で過ごさなければなりません。
こうなると、メルシーおばさんは、ストレスがたまって、イライラしてきます。

メルシーおばさんは、ストレスがたまっても、誰かに当たり散らしたりはしません。
代わりに、段ボール箱に当たり散らしてストレスを発散します。
段ボール箱の端に噛みついたり、段ボール箱をひっかいたりします。
こうして、梅酒の瓶が入っていた段ボール箱は、ボロボロになってしまいました。

この段ボール箱は、メルシーおばさんが、居間から、玉ねぎなどの危ないものがおいてある台所に、間違って行かないようにするバリアーにもなっています。

そこで、ママはボロボロになった段ボール箱を、ミネラルウォーターの入った段ボール箱に交換しました。

新しい段ボール箱は、古い段ボール箱と違って、取り付く島がない、いや間違えました、噛み付く切れ目がないのですが、メルシーおばさんは、爪でひっかいたり、舐めたり、噛みついたり、工夫した結果、少しだけ、切れ目が出来てきました。

これで、また、段ボール箱で、ストレスが発散できそうです。


写真1 段ボール箱をかじり始めたメルシーおばさん。


写真2 段ボール箱に噛みついたメルシーおばさん。


写真3 段ボール箱を引きはがしているメルシーおばさん。


写真4 新しい段ボール箱を舐めているメルシーおばさん。


写真5 新しい段ボール箱を引っ搔いているメルシーおばさん。


写真6 新しい段ボール箱に噛みついたメルシーおばさん

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