第152話 メルシーおばさんの帽子

文字数 580文字

メルシーおばさんは、サンタさんのコスチュームの帽子以外に、帽子というものは持っていません。

メルシーおばさん以外の犬が、帽子をかぶっていることも見たことはありません。

ペットショップでは、犬用のお洋服や、犬用のマスクは、売っていますが、犬用の帽子はあまり見かけません。

メルシーおばさんは、コスチューム以外の帽子は持っていませんが、フードのついた、冬用のお洋服を持っています。

このフードをかぶると、メルシーおばさんは、スキー帽子をかぶったようになり、フードはとても暖かいです。

メルシーおばさんは、ひとりでは、お洋服を着られないので、いつもは、ママか、パパに着せてもらいます。フード付きのお洋服では、フードを拡げてもらいます。ところが、このフードはメルシーおばさんには、ちょっと大きくて、そのままでは、上手く帽子にならないのです。

メルシーおばさんは、最初は苦労しましたが、上手に、首を振ることで、頭を帽子の中心に待ってきたり、帽子を脱ぐこともできるようになりました。


写真1 帽子で、前が見えないメルシーおばさん。


写真2 首をゆすって、頭を帽子の中央に移動させたメルシーおばさん。これで前が見えます。


写真3 帽子が目にかかってしまったメルシーおばさん。


写真4 帽子を動かして、両目が使えるようにしたメルシーおばさん。


写真5 帽子に慣れて、一休みしているメルシーおばさん。
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