第322話 メルシーおばさんと冬至のカボチャ

文字数 754文字

「第318話 メルシーおばさん、柚子湯に入る」で冬至には、柚子湯に入って、カボチャを食べると紹介しました。今回は、冬至のカボチャの話です。

どうして、冬至のカボチャを食べるのか、その理由をご存じですか?

1年を「いろは」に例え、冬至を1年の締めくくりの日と考えると「いろは」では「ん」にあたります。そこで冬至には「ん」の付くものを食べると縁起が良いとされています。
中でも、「かぼちゃ(南瓜:なんきん)」「人参(にんじん)」「蓮根(れんこん)」「銀杏(ぎんなん)」「金柑(きんかん)」「寒天(かんてん)」「うんどん(うどん)」には「ん」が2度あり、特に縁起がよい「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれています。

今回は、メルシーおばさんが、カボチャ(なんきん)を食べ、クリスマスの鶏モモ(チキン)の匂いを嗅いでいる写真を載せました。

チキンは味がついていたので、メルシーおばさんは、おすそ分けにあずかれませんでした。

そこで、メルシーおばさんは、チキンの代わりに、調味料の付いていない骨付きラムを頂きました。ラムは、とても美味しかったです。

骨付きラムには、「ん」がついていないですって?

ええ、ついていませんが、メルシーおばさんは、美味しければ「ん」がついていなくても構いません。



写真1 冬至のカボチャを食べ始めたメルシーおばさん。


写真2 カボチャをよく噛んでいるメルシーおばさん。


写真3 鶏モモの匂いを嗅いでいるはずのメルシーおばさん。実際には、メルシーおばさんの関心は、初めて見たモンブランに集中しています。


写真4 骨付きラムを何だろうと調べているメルシーおばさん。


写真5 口を開けて、骨付きラムを食べ始めたメルシーおばさん。


写真6 骨付きラムにかぶりついたメルシーおばさん。


写真7 骨付きラムに夢中のメルシーおばさん。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み