第550話 メルシーおばさんのバルーンドッグ(前編)

文字数 1,335文字

鎌倉公方足利成氏(あしかがしげうじ)さんは、1455年に茨城県古河市に移りました。以降、古河公方は5代にわたり、1853年まで一大勢力をなしました。江戸時代には、古河藩主が古河公方館に、花桃を植えてて、花見の名所になりました。一方、古河公方館の周囲にあった御所沼は、埋めたてられて、水田になりました。

古河公方公園(こがくぼうこうえん)は、古河公方館跡に、1975年に、5haの面積で開園しました。その後、22.4haまで規模を拡大して、御所沼を復元し、その掘削土で、富士見塚(小山、Fujimi hill)を作りました。現在は、北半分には、約1700本の花桃と蓮池があり、南半分には、御所沼と古河公方ゆかりの史跡があります。沼の復元が評価されて、古河公方公園は、2003年に「文化景観の保護と管理に関するメリナ・メルクーリ国際賞」(The UNESCO-Greece Melina Mercouri International Prize for the Safeguarding and Management of Cultural Landscapes)を受賞しています。

今回は、古河桃まつり(3/16-3/31)が開催されている古河公方公園の北の桃林を見にいきました。

公園の中央部の広場で、熱気球(バルーン)の試乗会が開催されていました。ダメ元で聞いてみると、犬も乗船できて、メルシーおばさんは、生まれて初めて空を飛び、バルーンドッグになりました。

バルーンドッグの話は、次回にします。今回は、花桃を見た時のお話です。


写真1 古河公方公園のエントランスの水路です。


写真2 メルシーおばさんは、お散歩を始めました。


写真3 花桃と菜の花が見えてきました。


写真4 古河桃むすめさんと記念撮影しました。古河桃むすめさんは、2年任期で、各年3人採用、つまり、6人います。左の方が2年目、右の方が1年目です。


写真5 後方に熱気球が見えます。この時には、メルシーおばさんは、熱気球に乗れるとは思っていませんでした。


写真6 階段が急だったので、ママに抱っこで、富士見塚の頂上に着いたメルシーおばさん。


写真7 富士見塚から見える風景です。


写真8 菜の花と花桃をバックに記念撮影しました。


写真9 メルシーおばさんの後方でも記念撮影している人がいました。


写真10 菜の花の前のメルシーおばさん。これから、お散歩を続けます。


写真11 菜の花の前をお散歩しているメルシーおばさん。


写真12 久しぶりに、首振り体操をしているメルシーおばさん。


写真13 向こうにも記念撮影をしている人がいます。


写真14 菜の花の中のメルシーおばさん。


写真15 足場が悪いので、ここから、また抱っこで進みます。


写真16 菜の花と花桃と記念撮影している人が見えます。


写真17 広い花桃園に出てきました。


写真18 白い頬とお腹の黒い帯のシジュウカラさんがいました。


写真19 白とピンクがまだらの源平という品種の花桃です。


写真20 椅子の上で一休みしているメルシーおばさん。 


写真21 蓮池のほとりのメルシーおばさん。向こうの犬が気になっています。


写真22 蓮池の前のメルシーおばさん。これから、熱気球を見にいきます。

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