第532話 メルシーおばさん、大生郷天満宮で梅を見る

文字数 1,330文字

菅原 道真(すがわら の みちざね、845年8月1日-903年3月26日)さんは、日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家です。

政治家としては、右大臣になりましたが、大宰府へ左遷され、大宰府で亡くなっています。死後は、日本三大怨霊の一人の強い怨霊になり、天満宮の天満自在天神(学問の神様)として信仰の対象にもなりました。

道真さんは、京都から大宰府に左遷されたので、京都に北野天満宮が、大宰府に太宰府天満宮があります。左遷に伴って、北野天満宮にあった梅の木が、太宰府天満宮に飛行した(飛梅)という伝説があります。このため天満宮には、梅があります。道真さんは乙丑の生まれで、牛を大層可愛がったことから、天満宮には、神使の牛の像もあります。

天満宮という神社は全国に1万2000社あります。ビッグ3を、日本三大天神、日本三菅廟などと呼びます。ビッグ2は、総本社である太宰府天満宮と北野天満宮です。

3番目には諸説あり、道真さんが亡くなった翌年の904年に創建された日本最古の天満宮である防府天満宮、道真さんの三男の景行さんが創建し、道真さんの遺骨を祀る大生郷天満宮、道真さんが訪れた地で、藤原公任の詠歌で有名な和歌浦天満宮などが選ばれています。

今回は、梅のシーズンになったので、「第393話 メルシーおばさん、坂野ガーデンに行く」で紹介した坂野家住宅の近くにある大生郷天満宮(おおのごうてんまんぐう)に行ってみました。


写真1 大生郷天満宮の一の鳥居です。


写真2 一の鳥居の先に、二の鳥居が見えます。


写真3 参道を進むメルシーおばさん。


写真4 二の鳥居に向うメルシーおばさん。


写真5 階段は急すぎて、メルシーおばさんは登れません。パパに抱っこしてもらいます。階段の右には、梅が咲いています。


写真6 階段を登ると拝殿が見えました。


写真7 拝殿の前のメルシーおばさん。


写真8 左上に動物のしっぽが見えます。


写真9 回ってみるとウシさんでした。


写真10 ウシさんの前のメルシーおばさん。これから、境内をお散歩します。


写真11 台の上に石がのっています。


写真12 さざれ石でした。


写真13 社務所の前に来ました。


写真14 社務所の前の梅の木には、おみくじが結んでありました。


写真15 梅の木の前のメルシーおばさん。梅の木は、成形されています。


写真16 親鸞聖人が植えた杉の説明です。


写真17 1919年(大勝8年)に枯れた大杉の前のメルシーおばさん。


写真18 1985年(昭和60年)に枯れた小杉の前のメルシーおばさん。


写真19 稲荷神社がありました。


写真20 少し大きな梅の木です。これも、成形されています。


写真21 1周まわって、拝殿の前に戻ってきたメルシーおばさん。これから、横の階段を降りて、道真さんの遺骨を祀る御廟所に向かいます。


写真22 横の階段を降りたところは、梅と池のあるお庭になっていました。


写真23 御廟所に着きました。


写真24 御廟の前のメルシーおばさん。


写真25 右が、2002に建立された現在の御廟で、左が、1802年に建立された以前の御廟です。


写真26 御廟の隣には、弁天池がありました。


写真27 御廟のお参りも済んだので、これから、お家に帰ります。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み