第615話 メルシーおばさん、天王崎公園で夕日を見る

文字数 1,205文字

霞ヶ浦にせり出した陸地にある天王崎公園は、茨城百景「水郷麻生」の一部です。湖岸の風景を一望でき、霞ヶ浦随一の夕日のビュー・ポイントと言われています。

メルシー家からは、自動車で、片道1時間ちょっとかかりますが、天王崎公園に夕日を見に行ってきました。

天王崎水泳場と国民宿舎白帆荘

1955年に、茨城百景が選定され、天王崎には、1957年に国民宿舎白帆荘が建設されました。その頃、霞ヶ浦にあった水泳場は閉鎖されていきましたが、天王崎水泳場は最後まで残り、1969年には、10万人が訪れました。シジミ狩りも有名で、国民宿舎白帆荘、旅館湖月が宿泊に利用されました。1972年に、水質悪化に伴い天王崎水泳場も閉鎖されました。

水泳場閉鎖後は、人工浜が再生された天王崎水泳場がつくられたり、色々な試みがなされていますが、詳細は不明です。現在は、天王崎は、公園になっています。1992年には、展望台付きトイレ「風の塔」がオープンしますが、展望台は、2013年に閉鎖して、現在は、トイレのみの利用になっています。

明治創業の「湖月」は、現在も営業していますが、国民宿舎白帆荘は、2007年に閉鎖され、跡地は、「あそう温泉白帆の湯」(スーパー銭湯)と「天王崎観光交流センターコテラス」(足湯あり)になっています。

「第431話 メルシーおばさん、帆引き船を見る」で、霞ヶ浦の帆引き船を紹介しました。帆引き船は、土浦市、かすみがうら市、行方市で営業しています。行方市の帆引き船の乗船受付は、道の駅玉造(行方市観光物産館こいこい)と、ここ、天王崎の天王崎観光交流センターコテラスで行なっています。



写真1 天王崎公園に着きました。夕日の周りに雲がかかっています。


写真2 ベンチで一休みしているメルシーおばさん。



写真3 夕日が沈んできました。もうすぐ、雲に隠れそうです。記念写真を取ります。


写真4 1枚目の記念写真です。逆光なので、かなり厳しいです。


写真5 2枚目の記念写真です。あまり、代わり映えしません。雲があるので、さらなるツーショットは諦めます。


写真6 お散歩するメルシーおばさん。記念撮影より、お散歩の方が楽しいです。


写真7 展望台の上にウインドサーフィンのオブジェがあるトイレの「風の塔」と「あそう温泉白帆の湯」が見えます。


写真8 お散歩を続けるメルシーおばさん。



写真9 夕日が沈んできました。暗くなってきて、パパは、メルシーおばさんの写真が上手にとれなくなりました。



写真10 夕日は、すっかり沈んでしまいました。お家に帰ります。素敵な写真を撮るには、雲がない日に、出直す必要がありそうです。


写真11 おまけ。霞ヶ浦総合公園にあるオブジェ「光の輪のむこうに」です。


写真12 おまけ。オブジェには、霞ヶ浦の水質のグラフがあります。水色矢印は、天王崎水泳場があった時代です。10万人が水泳した1969年までのCODは4(mg/L)でした。


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