第374話 メンテナンス

文字数 1,636文字

 ん、8月23日、午前2時~6時まで、入るそうだ。
 明日、日付が変わってぼくが仕事から帰って何か書こうとしても書けないということだ。
 今宵、アメーバブログという所も、メンテナンス中で、読みたいものが読めなかった。メンテナンスって、何なんでしょね。

 明日何も書けない以上、今日、書きダメしとくか。

 今日の出来事。
 市県民税、払いました。
 家人「お金、ないでしょ。ゴネたって、どうせ払わなきゃならないのよ。あげるんじゃなくて、『貸してあげる』から。ちゃんと返してね。」
 ぼく「あ、『貸し』ね。(笑)、はい。」
 市役所から送られてきた「第一次催告書兼領収書」のハガキに、3万円が差し込まれた。
 すみません。

 銀行に行って払う。
 受付嬢、「延滞金早見表」を見た。おいおい、今日までに払えば100円で済むだろう。
 そう、6月末日に払うべきだったこの市県民税、延滞金の利率が「ボン」とハネ上がる前に、払いましたよ、ええ。
 クソッ。
 岐阜県のカジワラ県知事が、裏金工作だとか何だとかでテレビでやってたけど、愛知県知事だって何やってるか分かりゃしない。
『この市県民税はどのように使われるのですか』。
 明文化して、細部を表してくれ。
 スーパーのレシートにだって、何を買ったか表示されてる。こっちが払った金が、どんな使われ方をするのか、教えろ。

 ムダなことばかりに使うな!!

 って、オレだけなのかネ、mmmm。

 市県民税の第3期分を払う時、徹底的にゴネてやる。

 しかし今日は暑かった。昨日まで、明日から仕事か、まぁいいや、と余裕こいていたけれど、いざ出勤近くなったら、急にイヤになった。暑かったから。
 フクをひとり残して行くより、フクと同じこの賃貸マンションの一室にいたかった。
 なんでこんな暑い日に出勤せにゃあかんの。
 まぁ、でも、行った。
「かめさん、どうしたんですか、その色。」何人かに驚かれた。会社がお盆休みに入る前と、何もぼくは髪を手入れしていない。ただ、東京でよく歩いた間に直射日光を浴びて、茶髪がさらに脱色したようなのである。もうどうでもいい。

 残業15分。ラインは12分くらいに停止。300何台か、その日の生産数は到達されたらしい。ぼくはさっさとロッカーへ向かう。ほんとは15分を時計の針が指すまで、職場を離れてはいけない。でも、いいよ、もう。
「創意工夫」という(いわゆるカイゼン、ですね)、書くべき用紙を引き出しから取って、早く着替えたいからロッカーへ。
 自宅に帰ってまで、なんで仕事せにゃいかんの。こんなの書いて金もらってどーすんだ。パクリだよ、パクリ。

「かめ君」前職場のMさんが声を掛けてくれる。ロッカー。一緒に途中まで帰る。
「お土産、買ってきたんだけど…会社に持ってくるのも何だかアレだしよぉ、今度、家に持ってくわ。」
「あ、嬉しー。じゃ、土曜日にしましょ。どうせ来るでしょ、黒田屋。うちに、寄ってって下さい」
「ははは。」
 Mさんは、何回かこのブログに登場している、49歳のナイス・ミディなのだ。
 こういう人が、近い所にいてくれる(会社内の物理的環境の意味で)だけで、やはり違う。奥さんのスーちゃんも、土曜日に来てくれる。
 盆休みに、いっぱい(?)会いたい人と会って、しばらく引きこもりたいと思っていたけれど、そういうわけにもいかない。ぼくはMさんが好きだから。

 でも、人との関係で、好きとか嫌いとか、それが根底にあったとしても、それだけじゃ、ダメなんだな。
 まっすぐ、見つめ合うことが、できないと。(それでチューしちゃったわけだけど。重ねがさね、ぼくはモホではありません。べつに同性愛者を線引きするわけではなくて。)
「ステキな色だなー、かめさん」一緒に隣りで始業前の体操してるOさんも思い出す。Oさんとも、黒田屋のラーメンを食いに行かなくては。

「お金を貯めようと思ったら、友達をつくらないことですよ。」九州に行ったKさんの言葉を思い出す。ぼくには、それはできそうにない。
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