第13話 よく寝た日。

文字数 613文字

 朝11時を過ぎた頃に自然起床。
 米を研いでご飯を炊いて、納豆と野沢菜。
 味噌汁があると良かったけれど、つくるのが面倒。

 朝食後、居間の座椅子を枕に、再び眠りに落ちる。
 ベランダの窓越しから、暖かい陽射しが部屋に入ってくる。
 陽だまりの中で目覚めたとき、時計はすでに午後4時半。

 キッチンに行って食べ物を物色。チキンラーメンを発見。
 どんぶりにチキンラーメンを入れて、沸かした湯を注ぐ。
「たまごと、にんにくをすりおろすと、おいしくなります」
 にんにくを3カケ、すりおろす。たまごは無かった。

 冷蔵庫から水菜を取り出し、ざっと洗ってざっと切って皿に盛る。
 マヨちゃんをかけ、ばくばく食べる。氷水をぐびぐび飲む。美味。

 長い昼寝の間に見ていた夢は、仕事の夢だった。
「この仕事、こうやると速くできるようになるよ。」
 先輩の女性社員から、私は仕事のやり方を教わっていた。
 速くできるやり方を、とても知りたい。
「それはね…」
 そこで目が覚めてしまう。

 もう一度眠って、仕事のやり方を教わろう、と寝ようとしたが、もう眠れなかった。
 今日は休みの日だったのだ。
 外を見ると、まだ明るい。(ずいぶん日が伸びたナ)
 Gパンとシャツに着替え、散歩をかねて近くのスーパーへ。
 帰宅して、「たけしの世界まる見えテレビ」を見ながらビールとチーズあられ。

 ああ、充実した1日。
 明日から、ほんとに速く仕事ができるようになりたいナ。
 病んでるのかネ、私は。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み