第220話 この町の美味しいお店(3)魚屋「ユタカ」
文字数 861文字
このお店は、「クチコミ」で広がって顧客がついているお店だと思う。
ぼくも人づてに聞いて、足しげくこのお店で魚を買うようになったのだから。
主人(たぶんユタカさんという名前なのだろう)はとても愛想が良く、「ありがとう、ありがとう、またよろしくね」なんて言いながら、ぼくにおつりを渡してくれる。
対照的に、奥さんはどちらかというと無愛想である。でも綺麗な人である。きっとユタカさんが一目惚れして、猛烈なアタックの後に結ばれたのではないかと想像してしまう。
このお店は、とにかくお刺身がすごく美味しい。しかも安い。一人前のお皿にけっこう量があって、マグロが400~500円。
こないだなんか、「いいブリがあるよ、脂ののった」と言われて、600円出して買ってみたらほんとうに美味しかった。絶品である。豊橋駅そばに先々月オープンした海鮮居酒屋で食べた刺身なんか、比べものにならない。
しかし、お刺身もさることながら、このお店の目玉商品として「いわし玉」は外せない。おでんの「つみれ」を平べったく円形にしたもので、ニンジンやひじきと思われるものもさりげなく入っている練りものである。
この美味しさは、身体が喜ぶところにある。
チャンといわしの味がするし、子どものおやつにも良いと思う。1枚50円。
こんな素晴らしい魚屋は、実に目立たない所に立地している。
渥美線「柳生橋」駅で降りて、一度国道259線に出て、その国道沿いに「ドラゴンスクリュー」という美容院があり(駅から徒歩5、6分)、その美容院に面した路地に入れば、「ユタカ」の看板が見える。
えっ、こんな所に?
あるんです、美味しい美味しいお刺身と、身体が喜ぶいわし玉が。
ちなみに、夕方5時半くらいから、いわし玉が出来上がります。6時くらいには売り切れてしまう場合もあるので、ご注意を。
(「ゆでイカ」も、「醤油をつけて食べると美味しいよ」と言われて、醤油をつけて食べたらこれもまた実に美味しかった。しっかり、イカの味。要するに、チャンとしたものを売っているお店だと思います。)
ぼくも人づてに聞いて、足しげくこのお店で魚を買うようになったのだから。
主人(たぶんユタカさんという名前なのだろう)はとても愛想が良く、「ありがとう、ありがとう、またよろしくね」なんて言いながら、ぼくにおつりを渡してくれる。
対照的に、奥さんはどちらかというと無愛想である。でも綺麗な人である。きっとユタカさんが一目惚れして、猛烈なアタックの後に結ばれたのではないかと想像してしまう。
このお店は、とにかくお刺身がすごく美味しい。しかも安い。一人前のお皿にけっこう量があって、マグロが400~500円。
こないだなんか、「いいブリがあるよ、脂ののった」と言われて、600円出して買ってみたらほんとうに美味しかった。絶品である。豊橋駅そばに先々月オープンした海鮮居酒屋で食べた刺身なんか、比べものにならない。
しかし、お刺身もさることながら、このお店の目玉商品として「いわし玉」は外せない。おでんの「つみれ」を平べったく円形にしたもので、ニンジンやひじきと思われるものもさりげなく入っている練りものである。
この美味しさは、身体が喜ぶところにある。
チャンといわしの味がするし、子どものおやつにも良いと思う。1枚50円。
こんな素晴らしい魚屋は、実に目立たない所に立地している。
渥美線「柳生橋」駅で降りて、一度国道259線に出て、その国道沿いに「ドラゴンスクリュー」という美容院があり(駅から徒歩5、6分)、その美容院に面した路地に入れば、「ユタカ」の看板が見える。
えっ、こんな所に?
あるんです、美味しい美味しいお刺身と、身体が喜ぶいわし玉が。
ちなみに、夕方5時半くらいから、いわし玉が出来上がります。6時くらいには売り切れてしまう場合もあるので、ご注意を。
(「ゆでイカ」も、「醤油をつけて食べると美味しいよ」と言われて、醤油をつけて食べたらこれもまた実に美味しかった。しっかり、イカの味。要するに、チャンとしたものを売っているお店だと思います。)