第804話 腰さん

文字数 433文字

 まいった、まいったである。
 いつかこのブログに「160台、エンジンつくるだけ、作業はラクだ」などと書いていたが、とんでもなかった。
 あの頃は機械がよくトラブッて、そういう日が続いていただけだった。
「270台」つくるのだ、約8時間で。
 それからまた約8時間働く人々がいるわけで、つまり1日24時間として、540台ものエンジンをつくるのだ。
 この車種、日本では、そんなに売れていないはずなのだ。
 ということは、輸出用のエンジンである。

 それにしたって、なんでそんなに売れるの?

 腰を痛めた。今朝、職場で水を汲んで、ヨイショヨイショと4mくらい歩いている間に、腰が、「オイ、やめてくれ!」と言った。
 はいはい、分かりましたよ。

 痛みを堪えて仕事続けているうちに、腰さんも「しょうがないなー」と妥協してくれた。ありがとう。
 しかし、帰宅してキムチ鍋つくっているうちに、また痛くなってきた。
 はいはい…
 これから、だいじにします。もう遅い?

 ありがたく感じないとネ、痛みも。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み