第459話 お、もう9月も

文字数 459文字

もうすぐ終わりじゃないか。

やー、また対話形式か…もういいよ。

いや、さっきの記事が気になった。おまえは、何を祈ったのだ。

疲れてるひとがいるんだ。明日、海を渡るらしい。かなりハードだよ、これ。

で、おまえは何を思う?

足の裏を揉みたいと思った。肩も、揉みたいと思った。

しかし、そのひとは、おまえがそんなこと考えてるなんて知らないだろう。無為ではないか。

そうだろうけど、こう思ってる人間が、ここにいるんだから、仕方ないよ。

ほぉ、いつになく真剣だな。

でも、ぼくもそろそろ布団に行かないといけない…

あと2時間ちょっとで出勤だものな。大丈夫、そのひとの疲れは、自然に癒されるさ。

その自然の一部に、ぼくもまざりたいんだけどなぁ。

信じることだね、そのひとを。

うん。足の裏、押したいよ。

わかったわかった。しかしおまえ、そういう思いになれるって、なかなかいいじゃないか。

だろ? そういう思いにならざるをえない自分がいるんだ。好きでやってるんだ。

おまえがそう思うことで、少しでも、そのひとの疲れがやわらげばいいね。

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