第78話 二度と飲まんゾ

文字数 591文字

 昨夜は、もうすぐ期間満了退社する人の送別会。
 非常に局地的な送別会で、ぼく含めて4名の参加。
 その中で、還暦近い人が、酔っ払ってうるさかった! 電車の中で、「他のお客様の迷惑になるから、お静かに。」車掌さんから言われて、ちょっとの間はおとなしくても、すぐまたうるさくなった。

 乗客、確かにひとつの車両に3、4人という少なさではあったけど、やはりうるさいのは迷惑だ。
 2軒目の店に着く頃、疲れた私に(飲みすぎて気持ち悪かった)、気のきく人が「かめさん、15分だけつきあってくれれば。あとは何とかしますから。」
 で、私は15分でさっさと退席。
 スナックで「オロナミンC」飲んだの、初めてだった。(あるんですネ)

 帰宅して携帯電話を見ると、職場の人から着信あり。
 今日になって電話をすると、「名古屋に遊びに行かない?」
 ─── ギブアップです。

 今日は二日酔いもあって、ひたすら寝ていた。うるさい声も、まだ耳に残っていた。
 しかし、酔っ払うのはいいが、ひとに、迷惑かけちゃ、いけないよ。
 あんたの人生も大変だったのは分かるけど、もしまた品のない飲み方したあかつきには、もう二度と一緒に飲まんゾ。
 お酒を飲んで、まわりに迷惑をかけるなんて、最低です。
 でも、ただ、電車の中で声が大きかっただけなのかな、と考えながら、今夜ひとりでエビスビールを飲んでいる。(もうやめなさいよ、私もお酒は。)
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