第527話 映画はあまり観ないけれど

文字数 396文字

 ウッディー・アレンの「カメレオンマン」「カイロの紫の薔薇」、あのモーツァルトの「アマデウス」(ここからモーツァルトの音楽の心地よさを知った、ほんとうに心地よかった)、かのルネ・クレマンの「禁じられた遊び」。

「羊たちの沈黙」、ゲーンズブールの「ジュ・テーム…」

 このくらいだろうか、心に残った作品。

 あまり、なぜか映画は観ない。
 きっと、製作者、つくる側の「意図」を、どうしても見てしまう、見ようとする、見えてしまう、妙ちくりんな性があるせいだとおもう。まっさらに、楽しめばいいのに…。もっといい映画は、いっぱいある筈だ。
「暗い日曜日」もよかった。

 引き込まれる、ということだ。
 本でも音楽でもそうだけど、引き込まれてしまう。
 好きなものって、自分をさておき、引き込まれてしまうもの。
 吸引力。
 吸い込まれちゃう。

 使ったことないけど、ドイツ製の掃除機って、このくらい吸引力があるのだろうか。
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