第332話 毛抜けの季節

文字数 644文字

・9月17日 秋晴れにお洗濯

今日は秋晴れ。太陽が眩しい。

今朝は珍しく犬の散歩が入ってなかったんで、起きてすぐから大車輪で洗濯三昧。タオルケットやシーツ、綿毛布なんかを優先的に洗う。ついでに布団も干して、そろそろ出番のありそうな毛布も出してお日様に当てておく。

今夜の寝床は気持ちいいぞ! くふふ、今から寝るのが楽しみになってきた。まだ朝なのに。

さてさて、後回しにしてた朝飯に取り掛かるとするか。冷凍してあるご飯をチンして、ハムエッグを焼いてる間にキャベツをざく切りにして、と。味噌汁はインスタントでいいか。頂き物の沢庵もあったな。ああ、腹の虫が催促を……!

しっかり食べて、今日も頑張るぞ!



・9月18日 抜け毛の季節

フレンチブルドッグの文さんも。
グレートデンの伝さんも。

セントバーナードのナツコちゃんや、
アフガンハウンドのランボーちゃん、

チワワのピコちゃんに、
ミニチュアシュナイザーのミリちゃんだって。

この季節、毛抜けがすごいって、それぞれの飼い主さんたちから聞いてる。

室内飼いのピコちゃんやミリちゃんたちなんか、うっかりするとタンブルウィード状態になるらしい。抜け毛が集まって、丸まって。

だから、俺の髪がいつもより沢山抜けたって、不思議じゃないんだ。

心配することなんか、ないはず。抜けた髪が、いっぱいブラシに絡まってたとしても。
季節の変わり目は、毛抜けの季節なんだから!

……今日はまたいきなり涼かったからなぁ。頭髪も急に秋を感じて空気を読んだのかもしれない。そういうことにしておこう。うん。
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