第366話 ヘルシー・ジャンク!
文字数 464文字
・4月11日
冷蔵庫の中に、卵とマーガリンとマヨネーズ、と生姜と豆腐。
朝は時間が無くて、昨日スーパーの特売でおやつ用に買ったロシアパンを食べた。もうひとつあるけど、昼もあれで済ませるのは嫌だ。甘い。だけど、やっぱり時間が無いんだ。
ご飯は冷凍したのがある。ならば、今あるものを使い──。
豆腐一丁を半分に切り、生姜をすり下ろす。
すり下ろした生姜を豆腐に載せ、上から醤油を多めに掛ける。
これだけなら、ただの冷奴だ。
それを、ぐちゃぐちゃに、崩す!
崩した冷奴を、レンジで熱々に温めたご飯の上に無造作に乗っけて、掻き込む! これぞ、大学時代に考案した、貧乏メシその三!
その一とその二は何だって? 醤油オンリーのやつと冷奴に鰹節バージョンだよ。言わせんな、恥ずかしい。
などと、こんな行儀悪い食べ方をしている後ろめたさを心の中で誤魔化しつつ、菓子パンよりはマシかもしれない昼飯を終える。
さあ! 久保田の爺さんからの緊急依頼、トタン雨避けの修理に行くぞ! 今日は風が強くって、バタバタ煩くてたまらないってせっつかれてるんだよな。
工具を持って、いざ!
冷蔵庫の中に、卵とマーガリンとマヨネーズ、と生姜と豆腐。
朝は時間が無くて、昨日スーパーの特売でおやつ用に買ったロシアパンを食べた。もうひとつあるけど、昼もあれで済ませるのは嫌だ。甘い。だけど、やっぱり時間が無いんだ。
ご飯は冷凍したのがある。ならば、今あるものを使い──。
豆腐一丁を半分に切り、生姜をすり下ろす。
すり下ろした生姜を豆腐に載せ、上から醤油を多めに掛ける。
これだけなら、ただの冷奴だ。
それを、ぐちゃぐちゃに、崩す!
崩した冷奴を、レンジで熱々に温めたご飯の上に無造作に乗っけて、掻き込む! これぞ、大学時代に考案した、貧乏メシその三!
その一とその二は何だって? 醤油オンリーのやつと冷奴に鰹節バージョンだよ。言わせんな、恥ずかしい。
などと、こんな行儀悪い食べ方をしている後ろめたさを心の中で誤魔化しつつ、菓子パンよりはマシかもしれない昼飯を終える。
さあ! 久保田の爺さんからの緊急依頼、トタン雨避けの修理に行くぞ! 今日は風が強くって、バタバタ煩くてたまらないってせっつかれてるんだよな。
工具を持って、いざ!