百五十三話 くれるなら
文字数 1,778文字
談話室。直治が休憩に来て三人揃ったところで、俺はキーボードを叩く手を止めた。
「淳蔵、都、どうだった?」
淳蔵は雑誌を畳んで膝に置く。
「元気な変態おじさんだったよ」
ぱたぱた、と軽い足音。噂をすればなんとやら。
「みーよーくーん」
「はあい」
「あーそーぼー」
「今、行きます」
上機嫌な都が去っていく。
「さて、順当に行けば次は直治だな」
直治がシャツを引っ張っている。俺は事務室にノートパソコンを置いて部屋に鍵をかけてから都の部屋に行き、ノックせずに中に入った。都はにっこり笑って風呂場とトイレの方向を指差す。『下準備』しろ、ということ。俺は丁寧に念入りに『下準備』を済ませ、シャワーを浴びてから寝室に行く。都はピンク色の可愛い下着を着て俺を待っていた。
「ねえ、美代」
「なあに?」
「ベッドの上で四つん這いになって?」
「あは・・・。わかりました」
言われた通りにする。都は俺の尻の肉を掴んで広げ、尻の穴にふうと息を吹きかける。
「んぅ・・・」
「ねえ、美代。私と遊んでいない間、オナニーしてたの?」
「えっ、あえっ、あの・・・」
「うん?」
れろお、と尻の穴を舐められて、ゾクッゾクッと強すぎる快楽で身体が痺れる。
「あひっ!? あ、あの、オ、オナニーしてました・・・」
「週に何回くらい?」
「・・・金曜日、以外は」
「じゃ、週に六回も?」
「はい・・・」
物凄く、恥ずかしい。
「どんなふうにオナニーしてたの? 最初から最後まで教えて?」
「うう・・・」
「ねえ、教えて? 教えてほしいなあ?」
都は俺の尻を撫でたり、揉んだりし始める。
「都に貰った、イボのついたバイブ入れて、お尻だけでイくまで我慢して、枕に顔、埋めてました・・・」
「気持ち良かった?」
「く、苦しくて、寂しかった」
「あら」
「ずっと、都に、触ってほしくて・・・」
「あは、おじさん、今日は頑張らないとなあ」
ぬいぐるみに綿でも詰めるかのように尻の穴に舌をぎゅうぎゅうと押し付けられ、にゅる、と中に入ってくる。
「あッ!? くぅ、うおお・・・っ!」
身体に力が入らない。勝手にがくがくと震える。
「うっ、ううっ! あっ、ああぁ・・・! き、気持ち良い・・・! 最高・・・!」
たっぷりと時間をかけて舌で入り口を解される。それだけで意識が飛びそうだった。
「バイブより、バイブより気持ち良いよぉ・・・」
にゅるん、と舌が抜かれる。
「お、お願いっ。都のえっちな腰使いで、美代のお尻を滅茶苦茶にしてくださいっ!」
「なあんて可愛いの、美代・・・。さ、たっぷり楽しみましょうね・・・」
都はペニスバンドを装着してローションを塗り、俺の尻の穴にもローションを塗り込むと、ぐっ、と挿入する。
「んああああああああああああああああッ!!」
俺は俺用の枕にしがみつくようにして顔を埋める。声を掻き消したいが我慢できない。
「ふうっ・・・! ふうぅ・・・! んぐっ、んぅう・・・!」
「ねえ、美代。今度オナニーするところ見せてよ」
俺は必死に頷く。
「あーれー? 返事が聞こえないなあ?」
荒い息を堪え、枕から顔をあげる。
「わ、わかりまし、」
ゴンッと音が聞こえそうな程、貫かれる。
「あぁっあぁああぁああああああぁぁああっ!!」
するり、と都の腕が俺の身体に絡みついて、上体を逸らせた。
「あっ・・・、あぅ・・・」
「もうちょっと食べた方がいいんじゃない? 私より軽いでしょ」
「きも・・・ちい・・・もっと・・・もっとぉ・・・」
ガブッと肩を噛まれて、意識が回復する。
「いっ、ううぅ・・・」
「悔しいなあ。身体はしっかり男の子なのに、私よりスタイル良くて・・・」
まだ血が流れる傷跡をべろりと舐められて、びりびりした痛みが気持ち良くて、情けなく射精する。都が手を放したので、俺は顔からぼふんとベッドに突っ伏した。
「美代、四つん這いになって」
震える腕で上体を起こす。ぷち、するする、という衣擦れの音が聞こえた。
しゅるり。
「えっ?」
「おやおや、ちょっと無理すればホックが止められそうじゃないの」
都が自分のブラジャーを脱いで、俺に巻きつけた。胸を覆う部分がぷかぷかと浮いている。俺、俺は、こんなことされたら、屈辱以外の何物でもないのに、どうして。
「ねえ、美代」
都が囁く。
「パンツ履いてみる?」
そんなこと、そんなこと。
「・・・く、くれるなら」
「うん?」
「し、下着、くれるなら、履きます・・・」
都が嬉しそうに、笑った。
「淳蔵、都、どうだった?」
淳蔵は雑誌を畳んで膝に置く。
「元気な変態おじさんだったよ」
ぱたぱた、と軽い足音。噂をすればなんとやら。
「みーよーくーん」
「はあい」
「あーそーぼー」
「今、行きます」
上機嫌な都が去っていく。
「さて、順当に行けば次は直治だな」
直治がシャツを引っ張っている。俺は事務室にノートパソコンを置いて部屋に鍵をかけてから都の部屋に行き、ノックせずに中に入った。都はにっこり笑って風呂場とトイレの方向を指差す。『下準備』しろ、ということ。俺は丁寧に念入りに『下準備』を済ませ、シャワーを浴びてから寝室に行く。都はピンク色の可愛い下着を着て俺を待っていた。
「ねえ、美代」
「なあに?」
「ベッドの上で四つん這いになって?」
「あは・・・。わかりました」
言われた通りにする。都は俺の尻の肉を掴んで広げ、尻の穴にふうと息を吹きかける。
「んぅ・・・」
「ねえ、美代。私と遊んでいない間、オナニーしてたの?」
「えっ、あえっ、あの・・・」
「うん?」
れろお、と尻の穴を舐められて、ゾクッゾクッと強すぎる快楽で身体が痺れる。
「あひっ!? あ、あの、オ、オナニーしてました・・・」
「週に何回くらい?」
「・・・金曜日、以外は」
「じゃ、週に六回も?」
「はい・・・」
物凄く、恥ずかしい。
「どんなふうにオナニーしてたの? 最初から最後まで教えて?」
「うう・・・」
「ねえ、教えて? 教えてほしいなあ?」
都は俺の尻を撫でたり、揉んだりし始める。
「都に貰った、イボのついたバイブ入れて、お尻だけでイくまで我慢して、枕に顔、埋めてました・・・」
「気持ち良かった?」
「く、苦しくて、寂しかった」
「あら」
「ずっと、都に、触ってほしくて・・・」
「あは、おじさん、今日は頑張らないとなあ」
ぬいぐるみに綿でも詰めるかのように尻の穴に舌をぎゅうぎゅうと押し付けられ、にゅる、と中に入ってくる。
「あッ!? くぅ、うおお・・・っ!」
身体に力が入らない。勝手にがくがくと震える。
「うっ、ううっ! あっ、ああぁ・・・! き、気持ち良い・・・! 最高・・・!」
たっぷりと時間をかけて舌で入り口を解される。それだけで意識が飛びそうだった。
「バイブより、バイブより気持ち良いよぉ・・・」
にゅるん、と舌が抜かれる。
「お、お願いっ。都のえっちな腰使いで、美代のお尻を滅茶苦茶にしてくださいっ!」
「なあんて可愛いの、美代・・・。さ、たっぷり楽しみましょうね・・・」
都はペニスバンドを装着してローションを塗り、俺の尻の穴にもローションを塗り込むと、ぐっ、と挿入する。
「んああああああああああああああああッ!!」
俺は俺用の枕にしがみつくようにして顔を埋める。声を掻き消したいが我慢できない。
「ふうっ・・・! ふうぅ・・・! んぐっ、んぅう・・・!」
「ねえ、美代。今度オナニーするところ見せてよ」
俺は必死に頷く。
「あーれー? 返事が聞こえないなあ?」
荒い息を堪え、枕から顔をあげる。
「わ、わかりまし、」
ゴンッと音が聞こえそうな程、貫かれる。
「あぁっあぁああぁああああああぁぁああっ!!」
するり、と都の腕が俺の身体に絡みついて、上体を逸らせた。
「あっ・・・、あぅ・・・」
「もうちょっと食べた方がいいんじゃない? 私より軽いでしょ」
「きも・・・ちい・・・もっと・・・もっとぉ・・・」
ガブッと肩を噛まれて、意識が回復する。
「いっ、ううぅ・・・」
「悔しいなあ。身体はしっかり男の子なのに、私よりスタイル良くて・・・」
まだ血が流れる傷跡をべろりと舐められて、びりびりした痛みが気持ち良くて、情けなく射精する。都が手を放したので、俺は顔からぼふんとベッドに突っ伏した。
「美代、四つん這いになって」
震える腕で上体を起こす。ぷち、するする、という衣擦れの音が聞こえた。
しゅるり。
「えっ?」
「おやおや、ちょっと無理すればホックが止められそうじゃないの」
都が自分のブラジャーを脱いで、俺に巻きつけた。胸を覆う部分がぷかぷかと浮いている。俺、俺は、こんなことされたら、屈辱以外の何物でもないのに、どうして。
「ねえ、美代」
都が囁く。
「パンツ履いてみる?」
そんなこと、そんなこと。
「・・・く、くれるなら」
「うん?」
「し、下着、くれるなら、履きます・・・」
都が嬉しそうに、笑った。