百五十六話 母さん『で』遊ぼう

文字数 1,767文字

談話室でいつも通り過ごしていると、携帯のメッセージに、


『美代君、たまには母さん『で』遊びましょ』


と、都からお誘いがきた。


「・・・都からか?」

「お、なんでわかったの?」

「すっごいムカつく顔してる」

「ハハッ、じゃあ、そういうわけで・・・」


俺はノートパソコンを畳み、事務室に運んで鍵をかけ、都の部屋に行ってノックせずに入る。


「いらっしゃい」

「・・・服、脱いで」


都はブラウスのボタンを外し、ぱさ、と脱ぎ捨てる。しゅるりとスカートも脱ぐと、薄い紫色の下着姿になった。俺は乱暴に服を脱ぐ。


「ガムテープあるでしょ、いつも俺を縛ってる、黒いの」

「はいはい」


都が棚からガムテープを取り出して俺に渡す。俺は都の手を引っ張って寝室に行き、乱暴にベッドに放り投げる。


「うわっ」

「ンフフ」


手を縛る。胸の谷間に顔を埋め、胸の肉を掴んで俺の顔に押し付ける。


「いいにおい・・・」

「恥ずかしいよぉ」

「んー」


ちゅ、ちゅ、とキスを落としながら、身体を下に移動させる。臍に舌を突っ込むと、都の身体がびくんと跳ねた。


「あ、んっ」

「気持ち良い?」

「す、凄く・・・」

「いっぱい気持ち良くしてあげるね」


鼠径部に沿って舐め上げ、太腿の内側に噛み付きながら濃いキスマークを付ける。都の呼吸が次第に荒くなっていき、甘い鳴き声が混じりだす。反対の太腿にも噛み跡とキスマークを付けながら、鼠径部に唇を降ろしていく。


「は、はう、あ」

「都、俺の右腕に頭を乗せて」


寝ている都が頭を上げる。俺はベッドと都の頭の隙間に右腕を差し込んだ。


「こっち向いて。キスしよう」

「ん・・・」


顎を掴んで無理やり固定する。舌をじゅうじゅうと吸い上げ、歯で挟み、口内を舐め回す。わざと呼吸のタイミングをずらすと、小さく呻き始めた。


「ふう」

「ふあっ、はあっ、はぁ・・・」


俺は左手の人差し指と中指を自分の口に入れて唾液を絡めると、都の下着の中にするりと這わせた。都が一瞬、怯える。意図的に膣にモノを入れるのは許されない。


「大丈夫」


耳元で囁いて、敏感な部分を指で挟む。人差し指を支えに中指で捏ねくり上げると、都の身体が強烈に痙攣した。


「あひっ!? うぅんんんっ!」


都は唇を噛み締める。


「駄目だよ、唇噛んじゃ」


俺は都の唇を吸いあげた。


「都、口、開けてね」


声を出したくないのか、都はキツく口を閉じている。


「口開けろ」


低い声で言うと、都はびくっと震えてから、そっと口を開けた。


「舌噛んだらお仕置きだよ」


俺は都の口内を蹂躙する。俺の舌を噛まないようにするためか、都は口を開けっ放しにしてされるがままになっていた。キスの合間に甘い声が零れていく。


「はふっ・・・、は、ああっ、ひ、ひよ、」

「うん?」

「ひ、ひく、」

「うん」


可愛い都。白い肌を快楽と羞恥と息苦しさで真っ赤にして、体液を迸らせながら震えている。


「はあっ、はあっ、はあっ」

「ガチガチになっちゃった。ちょっと待ってね」


するり、と都の下着から手を引き抜き、自分の男根を握ってしごきあげる。都の下の歯に親指を引っかけて口を開けさせ、耳をぢゅろぢゅろと舐めたり吸ったりした。


「はあっ、はっ、く、あ、あ、あ・・・」

「んんっ、み、都、好きだよ・・・」


こんなに可愛い都が、今だけは俺のモノ。


「あうっ」

「う、んんっ!」


手にべっとりと絡みついた精液を、都の胸に塗り広げる。


「んふ、背徳的だ・・・」

「ば、馬鹿ぁ・・・」


都の耳の穴に舌を突っ込んで穿り返す。


「ああっ、う」


耳の裏に舌を這わせ、齧って引っ張り上げる。


「いぅ、あ、穴開いちゃうでしょ」

「開けてんの」

「や、やめてよ」

「ハハ、ごめんごめん」


顎を掴んで無理やりキスをし、再び敏感な部分を指で擦り上げる。


「うぐっ、ん」

「都」

「な、なに?」

「舌噛んだらお仕置きだよ」


にっこり笑って言い、舌を口の中に入れる。都はそっと、俺の舌を噛んだ。


「噛んだね?」

「は、はい」

「お仕置きだよ」


人差し指と親指でギュウッと摘まみ上げた。


「ああああああああああぁああああぁっ!!」


都は水揚げされた魚のようにビチビチと暴れた。


「はう、はぐっ、うううっ」

「痛いの、気持ち良いよね。気持ち良いでしょ?」

「や、やさ、しく、」

「気持ち良くないの?」

「・・・きもち、いい、です」

「気持ち良いこと、いっぱいしてあげるね。ね?」


怯えた瞳で俺を見上げる都は、雌の顔をしていて、最高に可愛かった。
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