五十七話 薬3
文字数 1,854文字
いつまで経っても俺に声がかからない。畜生、畜生ッ!!
「直治!!」
「び、吃驚した。ドアが壊れるだろ。あとノックしろ」
「暫くの間、雅の面倒は千代に見させろ!! いいなッ!?」
「わ、わかったわかった」
俺は都の部屋に行き、ドアを乱暴に開けた。熱冷ましシートを額に貼ってパソコンで仕事をしていた都が吃驚して俺を見る。
「み、美代、どうしたの?」
「どうしたもこうしたもあるかッ!!」
叫びながら都に近付き、両肩を掴んで顔を覗き込む。
「薬が届いたら淳蔵と直治はすぐに抱いたのに、なんで俺は抱かないんだよッ!!」
「し、仕事が、」
「薬を寄こせッ!! 今すぐにだッ!!」
「は、はい」
都が慌てながら棚から薬を取り出して俺に渡す。俺は服を脱ぐと、座薬を挿入した。
「み、美代、これかなり刺激の強い薬だから、効果が出るまではじっとしてなくちゃいけなくて、」
「うるせえッ!!」
俺は都の口に齧りつくようにキスをした。逃げる舌を絡めて一方的に吸い、噛んで外に引っ張り出す。
「んぅ、ほんろに、らめらってば!」
「・・・ッチ」
都の腕を掴んで寝室に引き摺り込む。
「淳蔵と直治にやったみたいに、俺にもやれよ。準備しろ」
「は、はい・・・」
俺はベッドにどすんと音を立てて座る。都は今まで見た中で一番大きいサイズのペニスバンドを装着したので、俺は怒りが少し引いて、ごくりと喉が鳴った。ジャスミンがやってきて、俺の脛に額を擦りつける。冷静になるべきだと判断して、されるがままになった。都が俺の隣に座る。暫くの間、俺は深呼吸を繰り返した。
「んっ・・・」
突然、ぞくり、と痺れが身体に走った。ぞくり、ぞくり、ぞくぞく、ぞくぞく。
「あ・・・、き、効いてきた・・・」
「あと十分だよ」
「そん、なに?」
「我慢してね」
「う、わ、わかった。ねこ、寝転んでいい?」
「いいよ」
ベッドの上で横になる。尻の穴が強烈に収縮しているのがわかる。
「み、みやこっ、さ、さっき、怒鳴ったりして、ご、ごめ」
「ううん。私こそごめんね。寂しい思いをさせて」
「あ、あと何分?」
「八分」
「う、うう・・・」
俺はシーツを掴んで必死に疼きを逃した。これで、あんなデカいもの挿れられたら、どうなるんだ。想像しただけでイきそうになる。ペニスバンドにローションを塗る、ぐちゅぐちゅという音。都が俺に覆い被さった。尻の穴に固いものがあたる。
「あっ、あああああああああああああああ!!」
慣らさずに挿入された。酷いことをされているはずなのに、細胞の一つ一つが爆発したような快楽が身体を駆け巡った。
「いぎっ!! おおおっ!?」
都はガツガツと俺を犯す。
「じぬっ!! じ、じぬぅ!!」
こんな快楽を今までおあずけされていたなんて。
「あぐっ!! あ!! ぎもぢぃ!! んおおっ!!」
脳みそが焼ける。
「ぐえっ!! お!! んああっ!!」
女の声がする。
「あんっ、あ、ああ、あう、あ、あうんっ」
昼に我慢できなくなって都の部屋に来たはずなのに、夜になっていた。
「あっ、あ、あん、あ、ああ、あ」
あ、これ、俺の声か。
「あはっ、ああ、あうう、あん、ああ」
滅茶苦茶気持ち良い。幸せだ。
「あれ? 美代、意識ある?」
「うんっ、あるよっ」
「淳蔵と直治みたいに腰が壊れちゃうから、これでおしまいね」
「だ、だめだよ」
俺は都の身体に足を絡める。
「さみしかったんだから、わびるきもちがあるなら、もっと、」
「うーん、仕方ないなあ」
「やったあ」
都が腰を振り始める。
「あははっ、ああ、きもちいい、うまれてきて、よかった」
結局、腰が爆発して、都の部屋で一週間過ごした。
「よう兄弟!!」
久しぶりに談話室に行き、淳蔵と直治に声をかけると、二人共吃驚していた。
「お前、キレる時以外でそんなデカい声でるのかよ」
「滅ッ茶苦茶爽快な気分だよ!!」
「はいはい、よかったな」
「ん、俺そろそろ戻る」
「まあ聞けって!!」
立ち上がろうとした直治を座らせて、背中をバンバン叩く。
「うッ! お、お前、馬鹿力なんだから加減しろ!」
「あはははは!! ごめんごめん!! いやァ美代君、気持ち良すぎて女の子になっちゃいましたよ!!」
「わかったわかったから、俺達も同じ経験してるから、思い出させんなっつの」
「はーあー? なに? 忘れたい思い出なの?」
「忘れられるわけないだろボケ。死にかけたんだっつの」
「死ねばよかったのにぃ」
「ああ?」
千代が談話室に顔を出した。
「あっ、美代様! お久しぶりでェす!」
「やー! 千代君! 雅の勉強どーおー?」
「順調ですよォ!」
誰となにを話しても楽しい。久しぶりに腹から笑った。
「直治!!」
「び、吃驚した。ドアが壊れるだろ。あとノックしろ」
「暫くの間、雅の面倒は千代に見させろ!! いいなッ!?」
「わ、わかったわかった」
俺は都の部屋に行き、ドアを乱暴に開けた。熱冷ましシートを額に貼ってパソコンで仕事をしていた都が吃驚して俺を見る。
「み、美代、どうしたの?」
「どうしたもこうしたもあるかッ!!」
叫びながら都に近付き、両肩を掴んで顔を覗き込む。
「薬が届いたら淳蔵と直治はすぐに抱いたのに、なんで俺は抱かないんだよッ!!」
「し、仕事が、」
「薬を寄こせッ!! 今すぐにだッ!!」
「は、はい」
都が慌てながら棚から薬を取り出して俺に渡す。俺は服を脱ぐと、座薬を挿入した。
「み、美代、これかなり刺激の強い薬だから、効果が出るまではじっとしてなくちゃいけなくて、」
「うるせえッ!!」
俺は都の口に齧りつくようにキスをした。逃げる舌を絡めて一方的に吸い、噛んで外に引っ張り出す。
「んぅ、ほんろに、らめらってば!」
「・・・ッチ」
都の腕を掴んで寝室に引き摺り込む。
「淳蔵と直治にやったみたいに、俺にもやれよ。準備しろ」
「は、はい・・・」
俺はベッドにどすんと音を立てて座る。都は今まで見た中で一番大きいサイズのペニスバンドを装着したので、俺は怒りが少し引いて、ごくりと喉が鳴った。ジャスミンがやってきて、俺の脛に額を擦りつける。冷静になるべきだと判断して、されるがままになった。都が俺の隣に座る。暫くの間、俺は深呼吸を繰り返した。
「んっ・・・」
突然、ぞくり、と痺れが身体に走った。ぞくり、ぞくり、ぞくぞく、ぞくぞく。
「あ・・・、き、効いてきた・・・」
「あと十分だよ」
「そん、なに?」
「我慢してね」
「う、わ、わかった。ねこ、寝転んでいい?」
「いいよ」
ベッドの上で横になる。尻の穴が強烈に収縮しているのがわかる。
「み、みやこっ、さ、さっき、怒鳴ったりして、ご、ごめ」
「ううん。私こそごめんね。寂しい思いをさせて」
「あ、あと何分?」
「八分」
「う、うう・・・」
俺はシーツを掴んで必死に疼きを逃した。これで、あんなデカいもの挿れられたら、どうなるんだ。想像しただけでイきそうになる。ペニスバンドにローションを塗る、ぐちゅぐちゅという音。都が俺に覆い被さった。尻の穴に固いものがあたる。
「あっ、あああああああああああああああ!!」
慣らさずに挿入された。酷いことをされているはずなのに、細胞の一つ一つが爆発したような快楽が身体を駆け巡った。
「いぎっ!! おおおっ!?」
都はガツガツと俺を犯す。
「じぬっ!! じ、じぬぅ!!」
こんな快楽を今までおあずけされていたなんて。
「あぐっ!! あ!! ぎもぢぃ!! んおおっ!!」
脳みそが焼ける。
「ぐえっ!! お!! んああっ!!」
女の声がする。
「あんっ、あ、ああ、あう、あ、あうんっ」
昼に我慢できなくなって都の部屋に来たはずなのに、夜になっていた。
「あっ、あ、あん、あ、ああ、あ」
あ、これ、俺の声か。
「あはっ、ああ、あうう、あん、ああ」
滅茶苦茶気持ち良い。幸せだ。
「あれ? 美代、意識ある?」
「うんっ、あるよっ」
「淳蔵と直治みたいに腰が壊れちゃうから、これでおしまいね」
「だ、だめだよ」
俺は都の身体に足を絡める。
「さみしかったんだから、わびるきもちがあるなら、もっと、」
「うーん、仕方ないなあ」
「やったあ」
都が腰を振り始める。
「あははっ、ああ、きもちいい、うまれてきて、よかった」
結局、腰が爆発して、都の部屋で一週間過ごした。
「よう兄弟!!」
久しぶりに談話室に行き、淳蔵と直治に声をかけると、二人共吃驚していた。
「お前、キレる時以外でそんなデカい声でるのかよ」
「滅ッ茶苦茶爽快な気分だよ!!」
「はいはい、よかったな」
「ん、俺そろそろ戻る」
「まあ聞けって!!」
立ち上がろうとした直治を座らせて、背中をバンバン叩く。
「うッ! お、お前、馬鹿力なんだから加減しろ!」
「あはははは!! ごめんごめん!! いやァ美代君、気持ち良すぎて女の子になっちゃいましたよ!!」
「わかったわかったから、俺達も同じ経験してるから、思い出させんなっつの」
「はーあー? なに? 忘れたい思い出なの?」
「忘れられるわけないだろボケ。死にかけたんだっつの」
「死ねばよかったのにぃ」
「ああ?」
千代が談話室に顔を出した。
「あっ、美代様! お久しぶりでェす!」
「やー! 千代君! 雅の勉強どーおー?」
「順調ですよォ!」
誰となにを話しても楽しい。久しぶりに腹から笑った。