その心は 3
文字数 937文字
モモの影を倒し、アシノは横目でムツヤを見る。
異次元の戦いを広げるムツヤと影。アレは手出しできないなと思い、次に倒す影を決めた。
「次はユモトの影だ!」
ユモトは魔法で、ヨーリィは木の杭を投げて牽制を入れながらユモトに近付く。
だが、同じ様に影達も魔法を使い、杭を投げてきた。
モモは近づけずに居る間、ヨーリィがユモトの影の前に躍 り出る。
ナイフで特攻しようとするが、ユモトの前に防御壁が貼られ、それを飛び越えて頭上から攻撃を入れようとした。
しかし、横からやって来たヨーリィの影に切り付けられ、邪魔をされる。
空中で体が枯れ葉に変わる中で、腕を動かし、ユモトの影目掛けて木の杭を飛ばす。
それは頭に命中し、後ろへと倒れる形で影は消滅した。
「よし、よくやった!」
そう言うとアシノは次に倒すべき影を考える。ルーは精霊をぶつけ合わせ戦い、ヨーリィの影はこちらを見てナイフを構えていた。
「ヨーリィの影を倒すぞ!」
それを聞いたヨーリィは早速、自身の影に突っ込んだ。
モモも援護をするためにその後を追う。
ナイフでの切り合いをヨーリィは始めた。互いに譲らず、相手の攻撃を食らった場所が枯れ葉へ変わり、再生を繰り返す。
「ヨーリィは魔力を使い切らせないと倒せない。とにかく攻撃だ!」
アシノが言うと同時に、ユモトの炎魔法がヨーリィの影を追尾する。相手は逃げようとするが、ナイフで足を切り付けられ、体勢を崩す。
その一瞬の隙 に炎魔法が直撃した。燃えるヨーリィは体の再生が遅い。
「モモお姉ちゃん、頼んだ」
「任せろ!!」
完全に再生するより早く、モモが影を滅多切りにし続ける。しばらく経つと全てが枯れ葉になって消えた。
「後はルーの影だな!」
ムツヤ以外では一番厄介なヨーリィの影を倒し、残るはルーの影だけだ。
後は精霊を操る本体を叩くだけなので、簡単なはずである。
ユモトが魔法で遠くから精霊の数を減らし、モモとヨーリィが影目掛けて走った。
そのおかげで、ルー本体が使う精霊の方が数は有利だ。
影はモモとヨーリィに対して精霊を向かわせたが、そうすると、本体が使う精霊が攻めてくる。
精霊の数が減っていき、追い込まれたルーの影。次の瞬間、飛びかかったヨーリィのナイフで首を落とされ、消滅する。
異次元の戦いを広げるムツヤと影。アレは手出しできないなと思い、次に倒す影を決めた。
「次はユモトの影だ!」
ユモトは魔法で、ヨーリィは木の杭を投げて牽制を入れながらユモトに近付く。
だが、同じ様に影達も魔法を使い、杭を投げてきた。
モモは近づけずに居る間、ヨーリィがユモトの影の前に
ナイフで特攻しようとするが、ユモトの前に防御壁が貼られ、それを飛び越えて頭上から攻撃を入れようとした。
しかし、横からやって来たヨーリィの影に切り付けられ、邪魔をされる。
空中で体が枯れ葉に変わる中で、腕を動かし、ユモトの影目掛けて木の杭を飛ばす。
それは頭に命中し、後ろへと倒れる形で影は消滅した。
「よし、よくやった!」
そう言うとアシノは次に倒すべき影を考える。ルーは精霊をぶつけ合わせ戦い、ヨーリィの影はこちらを見てナイフを構えていた。
「ヨーリィの影を倒すぞ!」
それを聞いたヨーリィは早速、自身の影に突っ込んだ。
モモも援護をするためにその後を追う。
ナイフでの切り合いをヨーリィは始めた。互いに譲らず、相手の攻撃を食らった場所が枯れ葉へ変わり、再生を繰り返す。
「ヨーリィは魔力を使い切らせないと倒せない。とにかく攻撃だ!」
アシノが言うと同時に、ユモトの炎魔法がヨーリィの影を追尾する。相手は逃げようとするが、ナイフで足を切り付けられ、体勢を崩す。
その一瞬の
「モモお姉ちゃん、頼んだ」
「任せろ!!」
完全に再生するより早く、モモが影を滅多切りにし続ける。しばらく経つと全てが枯れ葉になって消えた。
「後はルーの影だな!」
ムツヤ以外では一番厄介なヨーリィの影を倒し、残るはルーの影だけだ。
後は精霊を操る本体を叩くだけなので、簡単なはずである。
ユモトが魔法で遠くから精霊の数を減らし、モモとヨーリィが影目掛けて走った。
そのおかげで、ルー本体が使う精霊の方が数は有利だ。
影はモモとヨーリィに対して精霊を向かわせたが、そうすると、本体が使う精霊が攻めてくる。
精霊の数が減っていき、追い込まれたルーの影。次の瞬間、飛びかかったヨーリィのナイフで首を落とされ、消滅する。