カバン奪還作戦ムツヤ編 1
文字数 737文字
その頃一方ムツヤはカバンを奪還するために走り続けていた。足止めとして差し向けられたキエーウの一員が裏の道具の剣で襲いかかる。
振られた剣を難なくかわして死なない程度に加減した拳で殴り飛ばした。
3人が一気にムツヤを取り囲み、斬りかかり、巨大な魔法の雷を打ち、振り上げると巨大化する金づちでムツヤを叩き潰そうとする。
ムツヤは回し蹴りで剣ごと叩き折り、雷の魔法は防御壁で吸収し、金づちは片手で受け止めてそのまま横に投げた。
メチャクチャな強さでカバンを目指して走るムツヤ。流石と言った所だろうか。
片手で探知盤を操り、カバン目指して突っ走る。
そんなムツヤに東洋の投擲武器『手裏剣』を巨大化させた物が投げられた。
さっと避けると手裏剣は持ち主の元へと戻っていく。その持ち主は。
「久しぶりだなムツヤ」
かつてアシノの仲間であり、今はキエーウの幹部であるウートゴだった。
「お前はっ!!」
ムツヤは自身のカバンを持ち、木の上に立つ男を見る。
「お前は……」
腕を組んでムツヤは考え出した。
「カバンを返せ!」
「名前忘れやがったな」
ウートゴはやれやれと首を降る。
「ムツヤ、君と二人で話がしたいんだ」
「俺はお前と話すことなんか無い!」
ムツヤは思い切り地面を踏み込むと、ウートゴの立つ位置まで一気に上昇した。
そして、魔剣ムゲンジゴクのレプリカで袈裟斬りにしようとする。
「まぁ、戦いながらでも良いか」
さっと別の木に飛び移ってウートゴは言う。今度は木をしならせて弾かれた様にムツヤが飛び出す。
「どうせ、君には当たらんのだろうけどな」
巨大手裏剣を投げると狂ったように縦横無尽に辺りの木をなぎ倒しながら飛ぶ。
その合間を縫ってムツヤはやってきた。ウートゴはニヤリと笑う。そうでなくてはと。
振られた剣を難なくかわして死なない程度に加減した拳で殴り飛ばした。
3人が一気にムツヤを取り囲み、斬りかかり、巨大な魔法の雷を打ち、振り上げると巨大化する金づちでムツヤを叩き潰そうとする。
ムツヤは回し蹴りで剣ごと叩き折り、雷の魔法は防御壁で吸収し、金づちは片手で受け止めてそのまま横に投げた。
メチャクチャな強さでカバンを目指して走るムツヤ。流石と言った所だろうか。
片手で探知盤を操り、カバン目指して突っ走る。
そんなムツヤに東洋の投擲武器『手裏剣』を巨大化させた物が投げられた。
さっと避けると手裏剣は持ち主の元へと戻っていく。その持ち主は。
「久しぶりだなムツヤ」
かつてアシノの仲間であり、今はキエーウの幹部であるウートゴだった。
「お前はっ!!」
ムツヤは自身のカバンを持ち、木の上に立つ男を見る。
「お前は……」
腕を組んでムツヤは考え出した。
「カバンを返せ!」
「名前忘れやがったな」
ウートゴはやれやれと首を降る。
「ムツヤ、君と二人で話がしたいんだ」
「俺はお前と話すことなんか無い!」
ムツヤは思い切り地面を踏み込むと、ウートゴの立つ位置まで一気に上昇した。
そして、魔剣ムゲンジゴクのレプリカで袈裟斬りにしようとする。
「まぁ、戦いながらでも良いか」
さっと別の木に飛び移ってウートゴは言う。今度は木をしならせて弾かれた様にムツヤが飛び出す。
「どうせ、君には当たらんのだろうけどな」
巨大手裏剣を投げると狂ったように縦横無尽に辺りの木をなぎ倒しながら飛ぶ。
その合間を縫ってムツヤはやってきた。ウートゴはニヤリと笑う。そうでなくてはと。