天変地異 4
文字数 958文字
城壁の上ではマグマを出し続ける人間が居た。ムツヤの方を見ると、ドロドロのマグマの塊を数発打ち出す。
それらを軽く避け、ムツヤは自分の等身よりも大きい氷柱を生み出して相手へ発射した。
マグマの波により氷柱は飲み込まれ、消失する。
ムツヤは飛びかかろうとするが、マグマのせいで足場がなく、魔法を打ち出すしか対抗策が無かった。
マグマを操る人間の背後にアシノ達も到着する。ヨーリィが木の杭を投げ、ユモトは氷柱を打ち出した。
「私もカッコいいトコ見せなくっちゃね!!」
ルーは空を飛ぶ精霊を召喚して向かわせる。
しかし、それらも押し寄せるマグマに飲まれてしまった。
ムツヤはもう一度魔剣『ジャビガワ』を取り出して地面に突き刺す。
城壁の中を水が走り、マグマを操る人間の足元から強烈な噴水が吹き出した。
打ち上げられ、それ目掛けてムツヤ達は魔法を一斉掃射する。
敵はドサリと落ちると動かなくなった。命は奪っていないが、もう動けないだろう。
マグマを飛び越え、ムツヤは裏の道具の杖を回収した。
そんなムツヤ達のもとにも、影を立体化したような、真っ黒な人間が現れる。
「何だこれは!?」
それらは剣や槍、斧といった武器を持って城壁を駆け上がってきた。
「はああああ!!!」
叫び声を上げながら、モモが数体を斬り捨てる。人影はバラバラになり消えた。
「まだ来るわ!!」
ルーは精霊を召喚して人影を蹴散らす。ユモトも火の玉の弾幕を張り、ヨーリィは近付いて舞うように斬り刻んでいた。
人影を倒しながら階段を下りるアシノ達。
ムツヤがこちらに助けに来ようとしたが、アシノが叫んだ。
「ムツヤ!! こっちはいいから裏の道具持ちを探せ!!」
「わがりまじだ!!」
探知盤を取り出し、ムツヤは近い反応へと駆けてゆく。
イタヤ達も人影と戦っていた。次々と現れるそれらを叩き斬っている。
ウリハは剣で斬りながら、数々の魔法を打ち出し、サワも魔法を使う。
そんなイタヤ達を雷が襲う。とっさにサワが避雷の魔法を使い、直撃することは回避できた。
「まずいな……」
どこかで雷を操る者を探さなければならない。サワの案内で一番近い裏の道具の反応まで向かった。
「兄さん!! あそこ!!」
「アイツか!!」
敵は城壁の上でなく、地上に居るようだ。杖を掲げて雷を呼び出している。
それらを軽く避け、ムツヤは自分の等身よりも大きい氷柱を生み出して相手へ発射した。
マグマの波により氷柱は飲み込まれ、消失する。
ムツヤは飛びかかろうとするが、マグマのせいで足場がなく、魔法を打ち出すしか対抗策が無かった。
マグマを操る人間の背後にアシノ達も到着する。ヨーリィが木の杭を投げ、ユモトは氷柱を打ち出した。
「私もカッコいいトコ見せなくっちゃね!!」
ルーは空を飛ぶ精霊を召喚して向かわせる。
しかし、それらも押し寄せるマグマに飲まれてしまった。
ムツヤはもう一度魔剣『ジャビガワ』を取り出して地面に突き刺す。
城壁の中を水が走り、マグマを操る人間の足元から強烈な噴水が吹き出した。
打ち上げられ、それ目掛けてムツヤ達は魔法を一斉掃射する。
敵はドサリと落ちると動かなくなった。命は奪っていないが、もう動けないだろう。
マグマを飛び越え、ムツヤは裏の道具の杖を回収した。
そんなムツヤ達のもとにも、影を立体化したような、真っ黒な人間が現れる。
「何だこれは!?」
それらは剣や槍、斧といった武器を持って城壁を駆け上がってきた。
「はああああ!!!」
叫び声を上げながら、モモが数体を斬り捨てる。人影はバラバラになり消えた。
「まだ来るわ!!」
ルーは精霊を召喚して人影を蹴散らす。ユモトも火の玉の弾幕を張り、ヨーリィは近付いて舞うように斬り刻んでいた。
人影を倒しながら階段を下りるアシノ達。
ムツヤがこちらに助けに来ようとしたが、アシノが叫んだ。
「ムツヤ!! こっちはいいから裏の道具持ちを探せ!!」
「わがりまじだ!!」
探知盤を取り出し、ムツヤは近い反応へと駆けてゆく。
イタヤ達も人影と戦っていた。次々と現れるそれらを叩き斬っている。
ウリハは剣で斬りながら、数々の魔法を打ち出し、サワも魔法を使う。
そんなイタヤ達を雷が襲う。とっさにサワが避雷の魔法を使い、直撃することは回避できた。
「まずいな……」
どこかで雷を操る者を探さなければならない。サワの案内で一番近い裏の道具の反応まで向かった。
「兄さん!! あそこ!!」
「アイツか!!」
敵は城壁の上でなく、地上に居るようだ。杖を掲げて雷を呼び出している。