第392話祐の告白(完)

文字数 1,290文字

祐君の心に、すごく重かった講演代読が昨日終わりました。
私、純子が、本当に久しぶりに祐君を独占して、大学からアパートに帰る途中でした。
(真由美さんはゼミのコンパで遅くなるらしい)

祐君に、「あの・・・」と、つぶらな目で見つめられてしまいました。
(もう・・・胸が急にバクバクと揺れるし・・・)
(お風呂でご一緒した時みたい)

「なあに?祐君」(ちょっと声もかすれました)

「純子さんと、二人だけになりたいんです」
(うわ・・・いきなり・・・私はノックダウン!)
(望むところだけれど)

「うん、私の部屋でいい?」
と、そのまま祐君の手をギュッと(グッとかも)握って、離しはしません。
千歳烏山から、遠い・・・同じ距離なのに。
(もどかしい)(喉がカラカラ)

ようやくアパートにたどり着いて、祐君を私の部屋に。

我慢できないので、

「祐君、ちょっといい?」
(ためらい?ないです)
(抱いちゃった・・・ペタンと押し付けて)
(はぁ・・・こんな可愛い子抱けて、幸せな私)
(祐君は、そっと抱いてくれた)
(そのウブさも、可愛くて、好き)

祐君は、甘い声です。
「純子さんがいたから、がんばれました」
(・・・泣けることを)
「いつもやさしくて、頼ってばかりで」
(私が、祐君のお世話したいの、専属にして欲しい)

「そんな・・・祐君の才能だよ、ほんとうに、すごい」
(上手に言えない、もっと甘いことを言いたいのに)

「これからも、お願いします」
(やばい、祐君が力を込めて来た)(身体の奥が・・・危険)

「そんな・・・私も祐君とずっと」
(・・・一つになってもいい・・・)
(してほしい)(我慢できない)

祐君は、私の首筋に軽くキス。
(どこで覚えたの?もう・・・祐君が欲しい)

二人でベッドに入ったのは、必然でした。(私が、欲しかった)

思い切り、求められて、求めて・・・
はぁ・・・腰が抜けた
今は・・・身体中が、敏感・・・

祐君ですか?
ウトウトしています。
きれいなお肌です。
真っ白で、もち肌で。

すごく才能があって、やさしくて、可愛くて
・・・時々トラブルに巻き込まれて、危なくなって・・・心配かけて

でも、祐君が好きです。
慕う(狙う)女子も多いのは、心配

あ・・・祐君がこっち向いた。(裸で寝がえり)
ムニュしました。(祐君は、吸ってはいないけれど)
いい感じです、髪の毛もフワフワしていて。

「純子さん」
(胸の中でしゃべろうとするから)(くすぐったい)

「なあに?」(また欲しくなったのかな?いいよ、うん、祐君)

「好きなのは、純子さんです」(うわ・・・いいの?)

「ありがとう」(また潤んだ、欲しくなった)

「他の人には内緒です」(そうだよね、仕事も一緒だよ)

祐君は、真面目で裏切らない人。
だから、信じている。
でも、祐君のビジュアルや才能に惚れる人は、どんどん出て来る。
心配なのは本音です。(私より、きれいな人、ドキドキする)

「心を許したのは、純子さんだけ」
(もう・・・泣けて来た)

「うん・・・」(欲しいよ、祐君)

その後ですか?
祐君に身を委ねました。
祐君も私に・・・


※隣の祐君、完了します。
ご愛読ありがとうございました。

この後の祐と周囲たちですか?
さて・・・どうしよう・・・
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