第376話祐君の身体を愛おしむ。

文字数 1,501文字

私、純子は祐君(添い寝人形化している)に抱きつきながら、祐君の身体が愛おしい。
(といっても、祐君は、講演代読練習の疲れでスヤスヤ)
(伊東合宿での女子パワーに負けた疲れもある)
(真由美さんも、時々、祐君の身体を楽しんでいる)

でも・・・マジに危ない。(気持ちがいい)
祐君は、お肌がしっとりすべすべで・・・撫でたくなる。
襲撃事件の後、病院食で少し痩せたけれど、伊東合宿でしっかり食べて、お肉が盛った。(お肌も、戻って来た)
(私を含めて、女子たちも、胸の盛りが良くなった)
(余計な、おなかとお尻、太ももは、ノーコメント)
(真由美さんと春奈さんは、貧乳と自虐していたけれど、そんなことはない)
(二人とも、ツンと上を向いた、しっかりお乳だ)
・・・と、女子の身体は、ひとまずとして、祐君です。

「マジに欲しくなった」(だって、もう生殺しだもの)
ジュリアとの一夜も気になる。
日本人女の前に、フランスグラマー女?
(確かにジュリアは超美人で、お姉さまの魅力がプンプンしているけどさ)
「しちゃったのかな」(思って、ドキドキする)
祐君からは、襲わないから(とても、そんな性格ではないから)、ジュリアが「食べちゃったのかな」と思うと、(その姿を予想したりして・・・興奮する)

だから密着して、いろいろ、触って・・・うん、楽しむ。
(もちろん、祐君を起こさないように)
(瞬発力はあるけど、スタミナがイマイチの祐君だから)

真由美さんと目が合った。
(真由美さんも、悶え気味・・・よくわかる)
だから
「明日の朝は祐君とシャワー」の意思を共有。

真由美さんが、「祐君のお尻のホクロを見せてもらうの?」と聞いて来たから、ウィンクで応えた。
(もちろん、見るよの意思表示)
(痴女化している?うーん・・・祐君が可愛いし、ドキドキしたいの)

それと、祐君も、若い健康な男子。
これだけ、刺激の連続で、「発散」させないと、苦しいと思う。
できれば、祐君と二入きりの時に、「そうなりたい」のは本音。
でも、これだけ周囲に女の子が多いと、それは無理。

私たちも若い健康な女子だから、そういう肉欲だってある。
「見たい」もあるし「見られたい」も、ある。
祐君なら、望むところだから。

そんなことを思いながら、寝たような寝ないようなで、一夜を過ごした。
ウトウトしていたら、祐君がモゾモゾと動いた。
こっちを向いたから、そのまま、ほっぺに「チュッ」した。
祐君は、赤い顔だ。
(・・・可愛い!)
(でも、真由美さんにも、されているし)

祐君の声が、少しかすれた。
「汗をかいたから、シャワーしたい」

私と真由美さんは、するっと密着を解いた。
(祐君の腕が、ムニュッとして、いい感じ)

祐君は、赤い顔のままベッドから降りた。
(前をおさえている・・・どうかしたの?)
真由美さんもベッドを降りたから、私も降りた。

祐君がお風呂部屋に入ったので、二人で(無理やり)に入った。
(我慢できなかったし・・・私たちも、弾けたかった)

私「伊東でも一緒だから、恥ずかしくないよね」
真由美さん「恥ずかしいと思うから、恥ずかしいの」

祐君は・・・あきらめたらしい、無抵抗になった。
「洗われるまま」になった。

(・・・その後のお風呂部屋でのことは、「三人の秘密」)


きれいさっぱりになって、朝ごはん。(全員の顏が真っ赤)
トースト、サラダ、スクランブルエッグ、珈琲のシンプルなもの。

珈琲を飲んで落ち着いた祐君。
「講演会場の下見をしようかな」
私と真由美さんは、協力して春奈さんと朱里さんに連絡、OKを取った。

そして、三人同時に「ご馳走様でした」
(はい、いただきました・・・美味しかった)
(一番、美味しかったのは、祐君だよ、だから明日も・・・)
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