第313話小島由里のメロン乳は大福乳に・・・

文字数 1,241文字

小島由里は、森田哲夫事務所のヘア・スタイリスト。
様々な、数多くの美少女グラビア撮影に参加し、ファンからも、モデルとなった美少女たちからも、絶大な人気を誇る著名人。(もちろん、大人美女モデルからも、大人気)(長い付き合いになる芸能人も多い)
その技術、感性を学ぼうと、弟子志願も常に多い。(現在、スタッフは10人)

さて、今日は本来ならば小島美容院は休みの日。
しかし、馴染みの祐と、桜田愛奈(二人とも、子役時代から)のお願いを、心よく受けて、小島美容院には、スタッフ全員が揃っている。

午前9時に、祐の一行(純子、真由美、田中朱里、春奈)(桜田愛奈は、無理やり参加して来た)は、美容院に入った。
そして、予想通り、小島由里は、祐に突進。(祐はかわせなかった)
祐の小顏を、そのメロンのような豊胸で包み込み、

「あらーーー!祐ちゃん!」
「おひさしぶりーーー!」
「ねえ、東京に来たなら、もっと早く見たかったのに!」
「もう!どこを、ほっつき歩いていたの!」
「寂しいじゃない!」
・・・・・
と、長々大騒ぎ。
スタッフたちは、大笑い。(話があった一昨日から、小島由里は、かなりなハイテンションだったようだ)(それも祐恋しさで)

包み込まれる祐を見ながら、一行の女性たちは、口がポカン。
純子
「うわーーー!おめでたいくらいの、お見事な豊胸やなあ」
真由美
「同じ女性?重たくないのかな」
田中朱里
「祐君、もがいています、苦しそう」
春奈
「うん、顏が埋まっている、マンガみたいだ」
桜田愛奈は、笑顔。
「気にしないでいいよ、いつものことだから」
「あれが由里さんのお楽しみ、私も経験あるよ」

祐は、少しもがいてから、小島由里の胸の谷間から脱出。(顏は赤く、ゼイゼイしている)
そして、プチ文句。
「あのさ、由里さん、おもちゃにしないで」
「マジに苦しかった」
しかし、小島由里も、タダモノではない。
「どう?久々の愛の抱擁は?」
ところが、祐は、フフンと不敵な笑い。
「大福餅そのもの」
「だから、昔より密着して、苦しかった」
すると小島由里は、腕を大きく広げ、再び捕獲の構え。(祐は、するっとかわした)

その二人の会話を、桜田愛奈が、意味不明の女子たちに解説。
「あの、大福餅表現は、やわらかくなった、との意味」
「つまり、年齢を経て、張りがさ・・・」

女子たちが、「フン」と頷くと、愛奈は続けた。
「でも、由里さんは、認めたくない」
「いつまでも、若い張りのあるお胸でいたい」
「だから、祐君をムギュして、刺激を得ようと画策」
「祐君も賢いから、そんな年増女の陰謀には乗らない、身をかわす」

・・・愛奈がそこまで言った時だった。

小島由里が愛奈を、ニコッと手招き。(祐は、ササッと、小島由里から距離を取った)
「張りのない胸?」
「年増女の陰謀?」
「誰のこと?」
意味深な笑いに変わった。
「はい、愛奈もこっちに」

愛奈は、断れなかった。
「はい・・・」とシズシズと小島由里の正面に立つ。
(そのまま、大福乳の谷間に、包まれている)
(祐は、知らん顔をして、タブレットに見入っている)
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