第381話私、春奈と朱里さんは、笑顔でクールサイン

文字数 1,458文字

私、春奈と朱里さんは、待望の祐君と添い寝の夜だ。
祐君は、かなり素直に、私たちを受け入れてくれた。
(もめごとを嫌う、祐君の性格もあるけれど)

いろいろと、お話をしかけた。

「ねえ、祐君、私に慣れた?」
(グッと横抱き)(お胸もしっかり当てた)
「最初は、引いていたよね」
(ちょっと責めた、私も辛かったから)
祐君は、抵抗しない。(私のお肉を楽しんでいるの?)
「春奈さん、怖かったから」
(時々、そういう顔って言われる、ごめんなさい)
「でも、今は、いいなあって、安心できる」
(うれしい、またムニュした)

朱里さんも、祐君に密着。(今夜肌寒いから、いいかも)
「私なんて、最初祐君に拒否されました」
(・・・聞いた・・・それ)
祐君は身動きが取れないので(捕獲・・・捕縛?状態)、声が小さい。
「突き放したかなあ、悪気はなかった」
「きつかったかな、ごめんね」
朱里さんは、祐君の胸をさりげなく撫でた。(・・・上手!)
(祐君は、ビクッとしているし・・・そそられるなあ)
「時々、いじりたくなるの、祐君」
(・・・朱里さんも強いなあ)

祐君は、はぁ・・・と息を整える。
「さっき言った話にも、つながると思う」
(うん、大人の女性に怖い目に遭わされかけた、例の事件かな)
「迫って来る女性から、逃げたくなる、突き放したくなる」

私も、祐君のおなかを撫でた。
(しっとりおなかで、気持ちがいい)
「だから、追われちゃうのかな、杉田香織もそうだよね」
「捕獲したくなるの、女って」

祐君は、微妙な顏。
「食べ物ではないです、僕にも生存の自由と権利がある」

朱里さんは、祐君の胸を撫で続ける。
「急に、カチコチの言葉を言うって・・・驚いちゃう」

私は、祐君の下腹部寸前まで、撫でた。
(祐君・・・のけぞった)
(朱里さんと、またホールドしなおした、ついでに脚も絡めた)

朱里さんの目が、妖しくなって来た。
「ねえ、祐君、危なくならない?」

祐君は、また深呼吸。(つまり、危ないらしい)
「刺激強過ぎて、確かにきつい、耐えるだけ」
(隠さないのも、可愛い、マウント感もある)

私は、耳元で、また祐君をいじった。
(もう、止まらない、可愛くて)
「無理しないでいいよ」(実は、私も我慢の限界なので)

朱里さんの、息も・・・あぶないなあ。
「祐君・・・あのさ・・・あの・・・」
(支離滅裂だ、でも言うの、恥ずかしいよね)

私の手が危険。
(祐君の下腹部で、進みたくて仕方がない・・・)
(身体の奥から、蜜があふれている)

・・・・・・・その後は、具体的には言えません・・・・・・・
私たち、三人の、秘密。(シャワールームで、とだけ)


私は、ここまでの快感とは、知らなかった。
朱里さんは、快感が強くて、自分では、立ちあがれなかった。
汚らしい、とか、淫欲、そういう感じは全くなかった。
むしろ、自然で、大らかな感じ。

ベッドに戻って来て、三人ストンと眠った。
朝までぐっすり。

朝、気がついたら、朱里さん・・・また、祐君を弄んでいたから、ご相伴。
祐君は、もう、なされるがまま。
もちろん、私たちも、「よくしてもらって」、全員がスッキリとした

純子さんと真由美さんが、朝7時に入って来て、朝食。
大きめのフレンチトースト、ミルクたっぷりのカフェオレ。
新鮮トマトと玉子の炒め物、シーザーサラダ。

祐君は食べ終わって、眠そうな顏。
「何か、身体の芯が疲れたみたい」
・・・そのまま、寝ているし・・・

純子さんと真由美さんは、その祐君を見て、意味深な笑い。
純子さん。
「わかりやすい、祐君」
真由美さん
「爆発したんだね」

私と朱里さんは、笑顔でクールサインを出している。
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