小ネタ
文字数 411文字
ヘンゼルとグレーテルという物語には、お菓子でできた家が登場する。
もしもそういう家ばかりが並んでいる町が本当にあるとして、その町を走っている列車も、やはりお菓子製なんでしょうかね。
阪急電車を見ると、私はいつもチョコレートを連想してしまう。
車体がチョコレートでできていて、夏の日に溶けかかって角が取れて丸くなった電車があるとすれば、きっとあんな感じだと思う。
若かりしある日、駅に停まっている貨物列車に私有貨車のタキが連結されていて、車体に大きく描かれていた文字
『日本曹達』
を「にほん・そうたつ」と読んだら、一緒にいた父に笑われた。
正解は「ソーダ」で、ナトリウム塩のこと。要するにそういう会社名でした。
線路の砂利のわきの平らなところ。
帯のように細長い土地で、電化路線なら、ここに架線柱が立ててあったりする。
このスペースを『犬走』と呼ぶことはよくご存じだろうけど。
ところで、どこの犬が最初にあそこを走ったん?