懺悔

文字数 332文字

 関西線の「加太越え」を、カブトではなく「カダ越え」なのだと私は長く信じていた。
 いいじゃんか。読み間違えの一つや二つ。
 南海電鉄には、加太線というのもあるんですぜ。

 それはそうと古い写真を見ると、加太越えをキハ35が走っていた時代がある。
(編成中にキハ52が混じっていたりはしない)
 思うに奈良機関区の車両がそのまま足を延ばしていたのだろうけれど、あの急勾配を1エンジン車で走行できたのだろうか。
 実は一度、キハ58で加太越えを経験したことがあるけれど、速度は非常に遅かった。
 2エンジンでああなのだから、1エンジン車ではどれだけ遅かったのか。

 その後、加太越えはキハ120の舞台となり、キハ58があれだけあえいだ場所を、スーッと加速しながら進むのでたまげるよ。

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