連結器
文字数 447文字
連結器には大きく分けて、自動連結器と密着連結器があるのはよくご存知であろう。
この二種類は形だけでなく、動作原理も大きく異なる。
だけど実は、もう一つ大きく違う点がある。
「胴受け」というのだが、連結器の根元にあって、車体とつながっている部分のこと。バネとダンパーを組み合わせたもので、連結時のショックを吸収したりする。
(この胴受けの油が切れたりすると、列車が走行中、床下からキーキー音が聞こえ始めるのはおなじみであろう)
要するにこの胴受けの構造なのだが、自動連結器と密着連結器には大きな違いがある。
密着連結器は、走行中に車両が上下左右に揺れるから、当たり前に、
「上下左右に首を振る」
構造になっている。
ところが自動連結器の胴受けはそうではなく、
「左右にしか首を振らない」
構造になっている。
その名の通り密着している密着連結器ではそうはいかないが、両手を組み合わせて自動連結器ごっこをしてみればわかるけれど、左右はともかく、自動連結器は上下方向に多少ずれて変位してもまったく平気だから。
この二種類は形だけでなく、動作原理も大きく異なる。
だけど実は、もう一つ大きく違う点がある。
「胴受け」というのだが、連結器の根元にあって、車体とつながっている部分のこと。バネとダンパーを組み合わせたもので、連結時のショックを吸収したりする。
(この胴受けの油が切れたりすると、列車が走行中、床下からキーキー音が聞こえ始めるのはおなじみであろう)
要するにこの胴受けの構造なのだが、自動連結器と密着連結器には大きな違いがある。
密着連結器は、走行中に車両が上下左右に揺れるから、当たり前に、
「上下左右に首を振る」
構造になっている。
ところが自動連結器の胴受けはそうではなく、
「左右にしか首を振らない」
構造になっている。
その名の通り密着している密着連結器ではそうはいかないが、両手を組み合わせて自動連結器ごっこをしてみればわかるけれど、左右はともかく、自動連結器は上下方向に多少ずれて変位してもまったく平気だから。