試作機
文字数 283文字
国鉄のロコにはときどき、同型機でも、試作車と量産車の形が大きく違っているものがあった。
例えば、
DD51
EF30 62 63
ED72 77といった連中。
(ED78は微妙)
ところが、蒸気機関車にはそんなケースはない。
「C62の1号機は、2号機以降と簡単に見分けがつく」
といったことはない。
なぜだろうね?
それどころか実は、試作機と量産機の形が大きく異なるケースは戦前にはただ1件、EF57の場合しかなかったようだ。
「試作機と量産機で大きくスタイルを変えるべきではない」
という不文律でもあったのかな。
(EF11は量産されていないので、カウントしませんでした)