小ネタ
文字数 366文字
暑い夏の日の非冷房車。
先頭車の貫通ドアを開けたままで走行すれば風が入り、さぞかし気持ちよいだろうけど、誰もやらないね。
おそらく、そういうのはダメというルールがあるのだろう。
だけど白状すると、一度だけ私鉄で見たことがある。
ただクハニだったので、客室にいる私のところまでは涼しさは来なかった。
勾配のきつい路線。
例えば碓氷峠だったとして、毎日毎日重い列車が坂を下りつつ、ギューギューとブレーキをかけている。
それに押されて線路が坂の下へ向かって(横川方面へ)ズレていったりはしなかったのだろうか。
蒸気機関車の煙で、架線は大丈夫なのか?
熱で劣化しないのか?
燻製にならないか。
ある自転車販売店の広告看板。
『電動車が安い!』
と大書してある。
これを読んで一瞬、
「モハ103でも売ってるんだろうか」
と思ってしまった。