軸重
文字数 435文字
機関車を新設計したり、改造したりするとき、
「軸重をどうやって軽くするか?」
が問題になることがある。
軸重さえ軽ければ、東海道・山陽線しか走ることができないC59が、他線区(常磐線など)を走れるようになったりする。
そういう方法をいくつか、実例と共に眺めてみよう。
(方法1)
とりあえず従輪をつけるか、増やす。
DD51 C60 ED76
(方法2)
台車の数を減らしてみる。
EF62…台車3個から2個へ
(方法3)
電気機関車なら、モーター数を減らしてみる。
EF80…6個モーターを3個モーターへ
(方法4)
タンク機なら、水タンクの容量を減らす。
(熊延鉄道の機関車に例がある)
(方法5)
部品を外してみる。
ED17の一部…車重過大で、パンタ1個を外してみたが効果なく、元に戻した。
(方法6)
車体の一部にプラスティックを用いる。
EF62…屋根の大部分
(方法7)
あきらめる。
C10
軸重を減らすのではなく、逆に増やしたいのなら、古レールやコンクリート塊を積んで、車重を増やした例がある。